周知の意味とは?類語や使い方(例文)や「認知/案内/伝達」との違いは何?周知はどういう意味?周知の類語はあるの?周知の使い方を周知させるような例文でご紹介します!周知・認知・案内・伝達のニュアンスの違いは何?周知について周知徹底できるように分かりやすく解説します!
周知の意味と類語は?
「周知」は、お役所関連の文章や、ニュースなどでよく聞きます。
ビジネスシーンで使うこともあるかと思います。
「就業規則の周知徹底を進める」
「安全対策の周知がなされておらず、ヒヤリハットが頻発している」
というように使いますね。
今日は、「周知」について周知できるように解説します♪
世間一般に広く知れ渡っていること。
また、広く知らせること。
「周知」は、「周/まわり,あまねく」と「知/しる」という漢字の組み合わせです。
「あまねく」は、「広く行き渡る様子」という意味です。
「周知」はそのまま、「周囲に広く知らせる」という意味ですね。
知らせる、連絡、伝達、伝える、
広める、アナウンス、告知、啓蒙、
通達、告示、拡散、案内、通知、など
周知の使い方(例文)は?
周知は、「広く知れ渡っていること、広く知らせること」という意味でしたね。
では、周知の使い方を周知させるような例文で紹介していきます!
「風邪の予防に手洗いうがいの周知徹底を図る」
「パンフレットを配って、ルールを周知する」
「日本人と外国人の交流会の趣旨を周知させる」
「タバコが体に悪いことは周知の事実だ」
「周知の通り、来月に忘年会を実施します」
「避難場所の周知不足で、痛ましい結果になってしまった」
「ポスターを作ってライブ開催の周知を試みる」
ビジネスシーンで、目上の人に大事なことを周知してほしいときには、どうやって伝えればよいのでしょうか?
周知の敬語表現は、「ご周知ください/ご周知願います」になります。
「集合場所が変わったので、担当者の方は各関係者にご周知ください」
「今後の予定はホームページでお知らせしますので、ご周知願います」
周知を使うと、やや固い文章になりますね。
目上の人には、失礼にならないよう丁寧な言葉を使いましょう!
周知と「認知/案内/伝達」との違いは何?
「明日は朝礼があることを社員全員に周知させる」
「人に注意されて、問題を認知することができた」
「遠くから遊びに来た友人に、私の地元を案内した」
「明日の遠足の持ち物について、連絡網で伝達をした」
周知、認知、案内、伝達…
どれも同じ意味に見えますね。
まず、認知、案内、伝達の意味と周知の違いから見ていきましょう!
これこれだと認めること。
周知は「知らせる/知られる」、認知は「認める」です。
相手に事情や様子などを説明することや知らせること。
周知は「広範囲の人に知らせること」、案内は「相手に知らせること」で広範囲の意味合いはありません。
意思・命令・指示・連絡事項等を伝えること。
取り次いで次々に知らせること。
周知は「A→B(複数)」のイメージで、伝達は「A→B→C」のイメージです。
全てをまとめると、以下のようになります。
周知:大勢の人に知らせること、知られていること
認知:認めること
案内:相手に事情を知らせること
伝達:取り次いで指示などを次々に知らせること
周知について、周知できたでしょうか?
相手に伝えたいニュアンスによって、状況に応じて言葉を使い分けてくださいね!
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