アダージョの意味とは?バレエの音楽用語?発祥はフランス語・イタリア語どっち?音楽用語として使われているアダージョ!バレエでも使われるって知っていましたか?発祥はフランス語・イタリア語どっちなのでしょうか?今回は音楽用語であるアダージョの意味や発祥などについて解説していきます♬
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アダージョの意味とは?
「アダージョ(adagio)」(またはアダージオ)の原義は「くつろぐ」です。
音楽用語においては、「ゆるやかに、ゆったりと、慎重に」という意味を持ちます♬
アダージョの前後の速度は、「ラルゴ(largo)」と 「アンダンテ(andante)」で、ラルゴより速く、アンダンテより遅い、と言われています(*´▽`*)
アンダンテは歩くような速度で、と言われるので、歩くよりもゆっくりな速度ということになりますね。メトロノームでは56~63なので、とても穏やかな速度ですね!(*’ω’*)
「弦楽とオルガンのためのアダージョ」のように、演奏の速度が穏やかな楽曲そのものの題名に使われることも多いです。
実はこの”アダージョ”、バレエ用語としても登場します!
しかしその場合、特定の動きを示すというよりは、ゆったりとしたテンポの曲(アダージョ)に合わせて踊ることを示します( *´艸`)
バレリーナがパートナーに支えられてゆるやかに踊ります♬
バレエの発祥はフランス。ではアダージョもフランス語?
バレエの発祥はフランスであり、バレエ用語もフランス語がほとんどです。
では、アダージョもフランス語なのでしょうか?(=゚ω゚)ノ
実は、アダージョはイタリア語なんです。
音楽用語はほとんどがイタリア語で、アダージョもその一つです。
ですので、バレエ用語というよりは音楽用語から派生したと言えます。
例えば、アロンジェやスーブルソーなどの動作やポジションを示すバレエ用語はフランス語です。
しかしアダージョは、前述の通りバレエの動作そのものを示していないとすると、フランス語ではなくイタリア語という理由がわかりますよね。
フランス語でアダージョと同じ意味を持つ言葉は「アダージュ」といいます。
バレエでは音楽用語として使われているので、イタリア語のアダージョを使っているという説もあるみたいですよ♪]
アダージョの発祥はバレエ用語だと思っていましたが、実は音楽用語の派生だったんですね!(*´ω`)
ところで・・・、アダージョという名前の喫茶店があるのをご存知ですか?店名の通り、ゆったりとした、くつろげる空間のお店なのでしょうね♪
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