以下と未満の違いと使い分けは?超過と以上は違う?例文と英語表記も!以下と未満、超過と以上って意味は似ているけど、違いはあるの?使い分けは?英語表記はどんなの?そんな似ている言葉の「以下」と「未満」、「超過」と「以上」の違いと使い分け、さらに英語表記まで!徹底調査しました!
以下と未満の違いと使い分け
「100以下」や「20歳未満」など日常よく耳にする「以下」と「未満」という言葉。
意味は似ているようですが、違いはあるのでしょうか。
使い分けは?英語表記まで!
そんな似ている言葉、「以下」と「未満」について調査しました!
以下とは、「〇〇より下」という意味です。
例:「100以下」だと「100より下」となりますので、100を含むそれより低い数字という意味です。
未満とは、「いまだ満たず」という意味です。
例:「100未満」だと「100より少ない」という意味なので、100を含めないそれより低い数字という意味です。
「以下」と「未満」使われる場面が似ていて、勘違いしやすいですが、意味は全く違います。
簡単に「以下」は含む。「未満」は含まない。と覚えておくとよいでしょう。
例えば、「お酒は20歳から」を「以下」と「未満」を使ってあらわすと、
以下…19歳以下はお酒を飲めません。
未満…20歳未満はお酒を飲めません。
となります。以下と未満で基準となる数字が変わりますので、意味は全く違いますね。
超過と以上の違いと使い分け
では、「超過」と「以上」も使われるシーンは似ているけど、意味は違うのでしょうか。
使い分けは?
詳しく見てみましょう。
超過とは、数字や時間が、一定の限度を超えることです。
例:「100超過」だと「100を超す」という意味なので、100を含めないそれより大きい数字となります。
以上とは、「〇〇より上」という意味です。
例:「100以上」だと「100より上」となりますので、100を含むそれより大きい数字となります。
つまり、「超過」は含めない。「以上」は含める。と覚えておくとよいでしょう。
例えば「1000円以上ご購入で10%値引き」を「超過」と「以上」を使ってあらわすと、
超過…購入金額が1000円を超過していると10%値引き。
以上…購入金額が1000円以上で10%値引き。
となります。超過は1000円を1円でも超過していないと、値引きの対象になりませんので、注意が必要です。
「以下」「未満」と「超過」「以上」の例文と英語表記
では実際にどんな場面で「以下」「未満」と「超過」「以上」は使われるのでしょうか。
さらに、英語ではどのように表現するのでしょうか。
例文と英語表記ををご紹介します。
以下の例文と英語表記
以下…Less than
・1万円以下の端数
A fraction less than ten thousand yen.
未満の例文と英語表記
未満…Under
・20歳未満の有名人
Famous people under 20 years of age.
超過の例文と英語表記
超過…Excess
・収入に対する支出の超過
An excess of expenditures over revenues.
以上の例文と英語表記
以上…More than
・二人以上で一緒に舞うこと
The acthion of dancing with more than one person.
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