おにぎりとおむすびの違いや由来は?形で区別?関東と関西で呼び方が違う?おにぎりとおむすびの違いって言われてみるとなんだろう?って思いますよね。形で区別しているのか関東や関西など地域によっておにぎり・おむすびと呼び方に違いがあるのか・・・。今回はそんな「おにぎり」と「おむすび」の違いを解説していきます!
おにぎりとおむすびの違いや由来は?
朝ごはんやお弁当などおにぎりがあると嬉しい方も多いんじゃないでしょうか。
そんなおにぎりですが、普段「おにぎり」と言う方が馴染みがあると思います。だけど時々「おむすび」と呼ばれているのも耳にしますよね!
おにぎりの歴史はとても古くて、弥生時代には作られていたようです。手で握られた形跡のある炭化したお米の塊が弥生時代の遺跡「杉谷チャノバタケ遺跡」から見つかっているんです。
弥生時代には、蒸したもち米を使ったおにぎりが、鎌倉時代にはうるち米のおにぎりが食べられていました。
今のようにおにぎりを海苔で巻いて食べるのは江戸時代から始まりました☆
では、おにぎり・おむすびと呼ばれるようになった由来をみていきましょう!
「おにぎり」はお米を強く握った握り飯が由来になって「おにぎり」と。
「おむすび」は平安時代の貴族の女性が握ったお米を「おむすび」と呼ぶようになった。
という由来があります。
どちらもお米を握っているんだから同じ気はしますが、おにぎりとおむすびの違いは他にもいくつか諸説があるようなので解説します(^^)/
形で区別?
形の違いというだけでも諸説が・・・!
私のイメージでは「おにぎり」は三角形、「おむすび」は俵型といった感じです。もちろんこの諸説もあるんです(;・∀・)
他にも・・・
日本人は昔、山を神格化していて、その力を受け継ぐために山の形をしたお米を握り食べたのが「おむすび」とされているからおむすびは三角形なんだとか。
逆に「おにぎり」はというとお米を握っていれば、形が丸だろうがなんだろうがおにぎりと呼んでいるという説もあります。
形が違うというだけですが、やはりそれが呼び方の違いになっているのかもしれないですね!
関東と関西で呼び方が違う?
関東や関西など地域によっても違う説
一般的には日本では「おにぎり」と呼ばれることが多いようですが地域によって違いがある、という説もあります。
・関東では「おむすび」 関西では「おにぎり」
・関東から東海道では「おむすび」 他の地域では「おにぎり」
といった風に使い分けられているという説も( ゚Д゚)
他にも諸説が・・・
・お米を手で握ったものが「おむすび」機械で握ったものが「おにぎり」
・「おにぎり」を丁寧語にしたものが「おむすび」
・丸形でしめった海苔で握ったお米を巻いたのが「おにぎり」三角形で乾いた状態の海苔で握ったお米を巻いたのが「おむすび」
コンビニによってもおにぎりとおむすびで呼び名が違っているんです!
・セブンイレブン 「おにぎり」と「おむすび」が両方使われている
・ローソン 商品棚には「おにぎり」おにぎりが安くなるイベント時は「おむすびの日」
・ファミリーマート 「おむすび」
結局、おにぎりとおむすびの明確な違いはなんなのかと言われると明確な違いというものはないようですね(;・∀・)
それぞれ自分が思う「おにぎり」「おむすび」という解釈でよさそうです!
どちらも「具材が入ったお米を握って海苔巻いたもの」なのには変わりはないので、自分に馴染みのある呼び方でいいのでしょうね♪
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