ガクチカとは?ない場合の書き方や学業・ゼミ等の例文を紹介!自己PRとの違いは?

ガクチカとは?ない場合の書き方や学業・ゼミ等の例文を紹介!自己PRとの違いは?就活生には馴染み深いガクチカという言葉。しかし、聞き慣れない人も多いのではないのでしょうか？その意味やガクチカがない場合の書き方や学業やゼミ等を例にして書く場合の方法、そして自己PRとの違いを紹介していきます！！

ぬまくん

ガクチカ？？学校が近いってことかなぁ？？聞いたことも見たこともないよそんな言葉…(´・ω・`)

くろちゃん

ガクチカで学校が近いって安易な考えにゃ！ガクチカとは就職活動に関係する言葉だにゃん！

Contents

1 そもそもガクチカってなに？？
2 ガクチカが無い人の就職活動は？
3 ガクチカ書き方（例文）をご紹介！
4 ガクチカと自己PRの違いって？？

そもそもガクチカってなに？？

「ガクチカ」と言われただけでは意味を理解することのできる人は限られてくるのではないでしょうか？

そんなガクチカとは何なのだ、という疑問に答えていきますね！

ガクチカの意味とは？

「ガクチカ」とは、「学生時代に最も力を入れていたこと」の略称です。

これは、面接やエントリーシート等で必ずと言っていいほど訊かれる質問の一つです。

そして、面接官が最も重視している質問の一つともいえるでしょう！

ガクチカが無い人の就職活動は？

研究やサークルなどに力を入れず、卒業することだけを考えている学生さんも多いのではないでしょうか？

そんな人たちはガクチカが無く頭を抱えることでしょう。そんなときの対処法を紹介していきます！！

ここで理解をしていてほしいのは、「ガクチカ＝学生時代の成果」ではないということです。

学生時代に力を入れていたことを成果と繋げてしまうのは仕方がないのかもしれませんが、それではありきたりで魅力も面白みもなく、面接官の心には刺さりません。

企業側が採用したいと思う人材は、仕事ができる人です。

しかし、優秀な成績を残した人＝仕事ができる人というのは見当違いだと覚えておいてください。

成果を残したかどうかで判断されないとなると、面接官は何を見ているのか。

それは「努力の有無」にあります。つまり、結果ではなくその過程の方に重きを置いて話すことの方が大事だということです。

大学生活の中で熱中していたことの一つや二つあるのではないでしょうか？

その結果が散々であれども、そこに達するまでにした努力の数々を思い出してみてください。面接官の見る目も変わってくると思われます。

ガクチカ書き方（例文）をご紹介！

ガクチカが学生時代の成果ではないとすると、一体どうやって書けばいいのか、と困惑する人も少なからずいるでしょう。そこで、”学業やゼミに力を入れていた”と仮定をしていくつかの例文を考えてみましょう。

先ほども述べた通り、企業側が興味を持っているのは「結果」ではなく「過程」です。学業で言うならば「素晴らしい成績を収めることができた」ではなく「素晴らしい成績を収めるためにした努力」の方を強調するべきです。

ガクチカの文章構成

1．その時の状況（Situation)

2．問題意識及び目標（Task）

3．それを解決するために取った行動（Action）

4．その結果と学んだこと（Result）

この順番を意識して書くことが重要です。

例えば、学業についてのガクチカならば

私は学生時代英語の勉強に力を入れていました。TOEIC900点台、そして様々な国の人とコミュニケーショを取れるよう文法だけの英語ではなく実用性のある英語を使えることを目標としました。
しかし、周りに日本人しかいない環境ではどう頑張っても目標達成は難しいと考えた私は、アメリカへと留学することを決意しました。まずはその資金集めのため、レストランでアルバイトを始めました。そこのオーナーがイギリス出身で英語圏の人々がよく来店する店だったので留学前に疑似英会話体験をすることができたのです。
アメリカでは、新しい生活に馴れるまでは知り合いがいないという孤独感、日本とは違う生活習慣及び食文化に戸惑ったこともあります。
しかし、留学前に色々な人と関わり合い少しでも英語に慣れていたおかげか、受け身の態度で話しかけられるのを待つことを止めて、毎日一人必ず違う人と挨拶だけでもいいので自ら率先して話しかけることを心掛けました。
そのおかげか仲のいい友人もたくさんでき、毎日英語を使うことが普通になっていたのです。そして、気づいたら自然と英語を使えるようになっており、その結果TOEICのスコアも500点から920点まで上げることができました。

このように、結果を強調して文章を作るのではなく、目標を達成するために何をしたのかを強調することが大事になります。