キャラメリゼの意味や由来とは?発祥は英語なの?バーナーで炙るお菓子?「キャラメリゼ」といえばパリパリした食感に甘くほろ苦い味♪そんなキャラメリゼの意味や由来、英語なの?バーナーで炙ってる?って意外と知らないですよね!今回はそんなキャラメリゼについて解説していきます!!
キャラメリゼの意味や由来とは?
キャラメリゼはキャラメル化とも言われ、フランス語で砂糖などの糖類の酸化反応の時に生じる現象を表す言葉。
糖類が酸化する時に発生する化学物質によって香ばしくなるため、プリンやケーキなどお菓子を作るときに使われます。
お菓子などキャラメリゼをするのには「3つの目的」があるんです!
1.砂糖を煮つめてプリンなどの風味付けに。
2.タルトやプリンなどの表面に風味をつけるのに。
3.砂糖を焦がして香ばしさを出すために。
キャラメリゼは発祥は英語なの?
実は「キャラメリゼ(carameliser)」という言葉はフランス語。
英語では「キャラメライゼーション(caramelization)」と呼ばれます。
そして砂糖を加熱したものが「キャラメル」と言われています(^^)/
キャラメリゼはバーナーで炙るお菓子?
キャラメリゼと聞くと、クレームブリュレのイメージで「バーナーで炙ってあって、パリパリ食感の甘く香ばしいお菓子」というイメージがありますよね。
ですが「キャラメリゼ」は上でも述べたように、「砂糖が酸化現象を生じること」!
なのでキャラメリゼには他にも種類があるんです!!♪
♦砂糖をガスバーナーで炙る
クレームブリュレの表面の食感や味の香ばしさをつける時の方法です。
クレームブリュレの表面に砂糖をまぶして、ガスバーナーで直接火を当てて炙ることでパリパリした食感のキャラメリゼになります。
♦砂糖を煮つめる
カスタードプリンのソースに使われるキャラメルで、砂糖を煮つめて焦げ目をつけることにより甘く香ばしくなり、カスタードプリンの味にアクセントがつきますね!
カラメルソースとも言うのではないでしょうか(^^♪
♦キャラメルを塗る
ケーキやタルトなどの表面に、作っておいたキャラメルを塗って甘みや香ばしさをつけることができます。
♦キャラメルを加える
ケーキやタルトなどの材料にキャラメルを加えることも。
フルーツとキャラメルの甘さが混ざった香ばしいお菓子が出来上がるんです。
キャラメリゼは糖類を加熱した時に酸化する現象なんですが、糖類の種類によっては反応が起こる温度が違うんです。
キャラメルを作るときに糖類の種類によってバーナーで炙ったり煮詰める温度が違うことを知っておくと失敗を防ぐことができますね(^^)/
キャラメリゼを使ったお菓子
♦クレームブリュレ
フランス語で「焦がしたクリーム」という意味。
カスタードの上に砂糖を振りかけてバーナーなどで焦がしてキャラメリゼしていて、パリパリした食感と香ばしさがおいしいですよね!
♦プラリネ
アーモンドなどのナッツ類にキャラメル状の砂糖をからめたもの。
♦フルーツのキャラメリゼ
砂糖を煮つめ、バターを加え、フルーツをからめながら煮て作る。りんごのキャラメリゼが有名ですね!
家でクリームブリュレを作りたいけど、バーナーがない!という人は多いと思います。
そんなときは使うのは、金属製のスプーン!
スプーンを火で炙って加熱し、カスタードの上に振りかけた砂糖に当てる。
これで砂糖が溶けてキャラメリゼになります(^^)/
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