ストロガノフの意味とは?英語表記や作り方を解説!シチューとの違いは何?ストロガノフと聞いて何を思い浮かべますか?ビーフストロガノフだと耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。では意味は?英語表記や作り方は?シチューとの違いはなんでしょうか?今回はストロガノフを調査!
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ストロガノフの意味とは?
現在の日本では韓国料理が人気の様子ですが、イタリア料理、フランス料理、中華料理、タイ料理など様々な国の料理が当たり前のように食べられています。
では、ストロガノフはどこの料理なのでしょうか?
ストロガノフはロシア料理であり、16世紀初頭にウラル地方に存在した貴族である「ストロガノフ家」が起源の料理だとされています。
「ストロガノフ」という言葉自体に何か明確な意味があるわけではなく、「ストロガノフ家流の」という意味合いになります。
ストロガノフが誕生した由来はいくつかありますが、今回はその中でも最も有力だとされている説を紹介します(^^)
ストロガノフとは、ロシアの貴族であったアレクサンドル・セルゲーエヴィチ・ストロガノフのために考えられた料理です。
加齢が原因で歯が抜け落ちてきてしまったアレクサンドルは、大好物であるビーフステーキが日に日に食べられなくなってきていました。
その様子を見たシェフは、ビーフステーキの味わいを残しつつ、細かく切った牛肉を柔らかく煮込んで、歯が抜け落ちてきたアレクサンドルでも食べやすくした料理を作ったと言われています。これをアレクサンドルの名前から「ストロガノフ」と名付けました。
ストロガノフは人名から名付けられたんですね!
料理名に人名を使用するのは珍しい感じがします(^^)
ビーフストロガノフの英語表記は?
ストロガノフの英語表記は、Beef stroganoffです。
料理名はストロガノフの由来からもわかるように、ロシア語で命名されています。
ビーフの音は、ロシアでは「ベフ」と発音します。
この「ベフ」はロシア語で「〜風、〜流」を意味しているので、ビーフストロガノフは、「ストロガノフ風」ということになります。
実際にロシアでは、牛肉の代わりに鶏肉や豚肉を使ったビーフストロガノフも多いです。
「ビーフ」とカタカナ表記になると、どうしても牛肉と捉えてしまいますが、本当は違う意味だったんですね(^^)
鶏肉や豚肉を使っても美味しそうです♪
ビーフストロガノフの作り方について!
細切りにした肉や玉ねぎ、マッシュルームなどのきのこをバターで炒めます。
炒めた食材に水を入れて煮込んだ後、仕上げにサワークリームをたっぷり加えたものがストロガノフです。
日本ではバターライスやサフランライス(香辛料のサフランなどを入れて炊いたお米。少しオレンジがかった黄色に炊き上がる)と一緒に食べられたり、サワークリームがあまり一般的ではないことから、生クリームで代用されることもあります。
現在の日本では、ビーフストロガノフはロシア料理の定番になっています。手頃な値段で固形ルーが売られており、お馴染みの家庭料理になっています!
簡単なので皆さんもぜひお家で作ってみて下さいね♪
↓こちらにビーフストロガノフの簡単な作り方載ってますよ。ぜひ見てみてください (*´ω`)
ビーフストロガノフとシチューとの違いは?
ここではビーフシチューを取り上げて説明します!
ビーフシチューとは…
牛肉や玉ねぎ、人参、じゃがいもなどをデミグラスソースや赤ワインで煮込んだものです。具材は大きめで、見た目にもボリュームがあるのが特徴です!
先ほどもお伝えしましたが、
ビーフストロガノフは、牛肉・玉ねぎ・マッシュルームなどサワークリームソースで煮込んだものです。
具材はそれぞれ似ていますが、煮込むソースが違うんですね!
ちなみにこれらと似たようなハッシュドビーフは…
「ハッシュ」は細かく切るという意味で、細かく切った牛肉や玉ねぎを使用します。これはビーフシチューと同じようにデミグラスソースなどで煮込みます。
ソースの違い、具材の大きさの違いなどで料理名が違ってくるなんて面白いですね(^o^)
↓こちらにビーフシチューの美味しい作り方載ってますので、よければご参考に♪
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