シンガポールスリングの意味や由来は?カクテル言葉や味について調査!

シンガポールスリングの意味や由来は?カクテル言葉や味について調査!シンガポールスリングってどんなカクテルか知ってますか?とてもおしゃれなシンガポールスリング。今回は意味や由来・カクテル言葉について解説します！また実際に飲まれる方のために味やアルコール度数・レシピも紹介！

カクテルタイプ	ショート,ロング
テイスト	甘口,辛口,中辛,中甘辛口
色	透明,レッド,オレンジ,イエロー,グリーン,ブルー,ピンク,紫,ブラウン(琥珀色),白,黒
アルコール度数	弱い(8度以下),普通,強い(25度以上),ノンアルコール
ベース	ジン,ウォッカ,テキーラ,ラム,リキュール,ワイン,ビール,ウィスキー,ブランデー,その他
カクテル言葉	ロマンティック系,恋愛系,友情系,ユニーク系

シンガポールスリングの意味や由来は？

シンガポールスリングは、Singapore Slingと書きます。

1915年にシンガポールの名門ホテル、ラッフルズホテル内のバーで誕生したカクテルです。

「スリング(sling)」とは、カクテル用語で、スピリッツ（ジンやウオッカ等）に酸味と甘味を加え、水やソーダ水または湯で割った飲み物を指しています。
ドイツ語の「シュリンゲン(schlingen)：飲み込む」が言葉の由来と言われています。

シンガポールスリングは、イギリス人作家のサマセット・モーム氏の短編「手紙」に登場したことで、有名になりました。

サマセット・モーム氏は、007のモデルとも言われていた元諜報部員の作家で、世界中を旅していました。

ラッフルズホテルから眺めるシンガポール湾の夕焼けを「東洋の神秘」と称えて、長期滞在をするほどお気に入りの場所でした。

シンガポールスリングの色は、その夕陽をイメージした鮮やかなレッドピンクで、とてもキュートなカクテルです(*´▽｀*)

シンガポールスリングのレシピを紹介！

一般的なレシピとラッフルズホテルのレシピをご紹介します。

どちらのレシピでも、チェリー・ブランデーをシェイクせずに最後に注ぐと、より夕陽をイメージできる色合いになります。

このカクテルが誕生した時代では、女性が外でお酒を飲むのは、はしたないとされていました。

考案者のニャン・トン・ブーン氏は、女性でも人目を気にせずに飲めるカクテルとして、シンガポールスリングを作ったのです。

全てを混ぜたレッドピンクの色と、フルーツの香りと味は、瞬く間に女性に大人気となりました。!(^^)!

現在の一般的なレシピは、シンガポールで考案後、ロンドンに広く伝わり、よりフルーティーにアレンジされたものです。

本家のラッフルズホテルでは、1970年代に考案者の甥ロバート・ブーン氏が、さらに南国を意識したものにアレンジし、今のレシピに繋がっています。

いまのラッフルズホテルのレシピは、パイナップルジュースやコアントローが加わり、味も見た目も、まさにトロピカルです(≧▽≦)

ノンアルコール・レシピは一般的なシンガポールスリングをアレンジしたものです。

パイナップルジュースやオレンジジュースを加えると、ラッフルズホテルのレシピに近くなります♪

シンガポールスリングのカクテル言葉は？どんな味？

シンガポールスリングのカクテル言葉は「秘密」です。

ホテルのバーで夕陽を見ながら「秘密」のカクテル…ロマンティックですね(*≧∀≦)

味はフルーティーで甘くて、口当たりも良く、飲みやすいお酒です。

ラッフルズホテルのレシピは甘みが強く、一般的なレシピは甘さ控えめに作られています。

南国を感じさせる味から、夏のカクテルとも言われています。

見た目も味も女性向けのカクテルですが、アルコール度数は16～17度もあります。

日本酒やウィスキーに比べると低いですが、口当たりが良いので、飲み過ぎは危険です！

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