暁の意味とは?使い方や由来・類語・対義語も超わかりやすく解説!暁という言葉をご存知でしょうか?日常的に使われる言葉ではなく、馴染みもないかもしれませんが、その意味について紹介していきます。暁の使い方、由来、類語そして対義語についても分かりやすく解説していきたいと思います。
難しい漢字がまた出てきたわん!
意味もちゃんと説明していくからしっかり聞いておくことにゃん!!
暁の意味とは?
暁とはどのような意味を持つ漢字なのでしょうか?
「暁」というのは一般的には「あかつき」と読み、「夜明け」を意味する漢字となります。
暁の由来とは?
「暁」のヘンは「日」で「太陽」を表します。
そして、ツクリの「尭」は元々「堯」と書き、字の上部に土を3つ重ねているところから「高く盛る」の意味を持つ漢字です。
この「日」と「尭」を組み合わせると「太陽が高く昇る」になり、「夜明け」を表すようになったと考えられています。
暗い中、太陽が徐々に差し込んでいくという光景から、頭の中がすっきりとする様子に転じ、「悟る」「知る」そして「明らか」という意味でも使われるようになりました。
因みに、「その暁には」という使い方をする場合がありますが、その場合は「その時は」という意味になります。
何かが成功した時にはというニュアンスで使われるフレーズの一つです。
暁の読み方とは?
暁は一般的には「あかつき」と読むと言いましたが、他にも読み方があります。
暁の訓読みが「あかつき」、音読みが「ギョウ」です。
名前で使われることも多い漢字なので、他にも「あきら」「さとる」「さとし」「とき」「とし」など様々な読み方で使われる感じになります。
暁の類語とは?
暁という漢字にはどのような類語があるのでしょうか?
- 有明(ありあけ):月がまだ空に残っていながら夜が明けようとする頃。
- 明け方 :夜が明けようとする頃。
- 小夜(さよ) :夜。
- 暮夜(ぼや) :夜、夜分。
- 東雲(しののめ):東の空がわずかに明るくなる頃。
- 曙(あけぼの) :夜がほのぼのと明ける頃。
- 朝ぼらけ :あたりがほのぼのと明るくなり始める頃。
暁の対義語とは?
では、暁の対義語にはどのような言葉が存在しているのか紹介していきます。
- 黄昏(たそがれ):夕方の薄暗い頃。
- 夕方 :日が暮れ始めて夜になるまでの間。
- 未明 :夜半を過ぎて、まだ明るくならない頃。
- 日暮れ :太陽の沈む頃。
- 黎明(れいめい):夜が明けて朝になろうとする頃。
暁の使い方とは?
暁の使い方を例文を挙げて説明していきたいと思います。
「暁の空を見て、その美しさに感動した。」
「暁に染まった町はしんと静まり返っており、自分一人しかいないのではないかという錯覚に陥(おちい)る。」
「鶏鳴暁を告げる。」
「春眠暁を覚えず。」
「男は二十五の暁まで育つ。」
「鶏鳴暁を告げる」は、夜明けに鶏が鳴くことを意味し、「春眠暁を覚えず」は春の夜は心地よく、朝になったことにも気づかず眠り続けることを意味します。
そして最後の「男は二十五の暁まで育つ」は、男は二十五歳くらいまでは成長することを意味することわざです。
このように、暁という言葉はことわざで使用されることも多い漢字なので、知らなかったという人は覚えておくと会話の幅を広げることができるので、ぜひこの機会に一つでも覚えてみてはいかがでしょうか。
これからぼくも暁ってつかっていきたいなー
ことわざも覚えたし、日常会話で使えるように頑張ろうと思うわん!!
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