準拠の意味とは?言い換えや使い方(例文)・読み方を簡単に紹介!準拠という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?ビジネスシーンで使われることが多い言葉ですが、どのような意味になるのか、そしてその読み方、言い換えに使われる言葉、最後に使い方を例文を挙げて簡単に紹介していきます。
読み方すら分からないよー、くろちゃん教えて!!
準拠の意味とは?
準拠という言葉はどのような意味を持つのでしょうか?
「準拠」とは「じゅんきょ」という読み方をします。
その意味は「あるものをよりどころとして従うこと」です。
「よりどころ」というのは「頼みとするところ」「支えてくれるもの」という意味があります。
「頼みとなるものにならう」という意味の「拠り所に準じる」を略した言葉です。
つまり、すでにある基準、規格または標準に従うことを意味する言葉が「準拠」となります。
準拠の言い換えとは?
準拠を言い換えるならばどのような言葉が挙がってくるのでしょうか?
- 準則:規則を守り、それに従うこと。
- 規格:判断の基準となる社会的な標準。
- 基準:物事を判断するよりどころになる一定の標準。
- 基軸:物事の中心となるところ。
- 標準:物事を行う際のよりどころになるもの。
- 規範:行動や判断に基準または手本。
準拠の対義語とは?
では、準拠の対義語とは一体どのような言葉になるのでしょうか?
- 非準拠:準拠に当たらない、準拠以外であること。
準拠の英語とは?
準拠を英語で表すときはどのような表記になるのでしょうか?
「準拠する」は英語で「base」といいます。
「base on~」で「~を準拠する」になります。
「In Japan, there is no laws based on the international system.」
(日本には国際的なシステムに準拠した法律がない。)
準拠の使い方とは?
最後に準拠の使い方を紹介して終わろうと思います。
準拠はかしこまった言葉で、日常会話ではあまり使われないのですが、文書などではよく使用されます。
ビジネスシーンでは、従わなければならない規則などが多くあり、それらに従って何かを行う場合や、それらに従っていることを示す場合に「準拠」という言葉を使用します。
参考程度ではなく完全に準じたものに対して「準拠」を使います。
「原作に準拠した映画となっているので、原作ファンも満足できる作品となっている。」
「国際的な基準に準拠した規則作りを上手く進める。」
「教書に準拠したテストを作成する。」
「政府の規定に準拠した薬品を作成する。」
「この規則は憲法に準拠している。」
「海外製品は時々、国内の規格に準拠していない場合がある。」
「このサービスは関連する規約に準拠しているものです。」
「この装置は次の規格に準拠している。」
このように日常会話では使いませんが、ビジネスシーンではよく使う言葉となります。
「準拠」とは「じゅんきょ」という読みで、あるものをよりどころとして従うことを意味します。
類義語には「基準」「準則」「標準」などがあり、対義語には「非準拠」という言葉が当てはまります。
英語では「base」で「準拠する」は「base on~」という表記になります。
準拠という言葉は日常会話で使うことはほとんどないのですが、ビジネスシーンではよく使われる言葉の一つです。
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