ゼログラビティの意味とは?映画のタイトル隠された意味をネタバレ!ゼログラビティという言葉に聞き覚えはありますか?その意味とは一体何なのでしょうか?ゼログラビティという映画についても触れていきたいと思います。そのタイトルに隠された意味をネタバレしていっちゃいますね。
ゼログラビティの意味とは?
ゼログラビティという言葉の意味について説明していきたいと思います。
「ゼログラビティ」というのは「zero gravity」という英語で、「無重力」を意味する言葉になります。
「zero」は「数字の0」、「gravity」は「重力」という意味で、そのふたつを合わせると「重力がゼロ」つまり「無重力」となります。
無重力ってなに?
ではそんな無重力とは一体何なのでしょうか?
「無重力」とは「無重量」とも言い、重力がないことを指す言葉です。
地球上で静止している物体は重力を受けており、重量が生じますが、地球の周りを飛び続け、慣性飛行している人工衛星などの内側では慣性力と重力が釣り合い、無重力の状態となります。
つまり、物体は空中に浮いたまま静止することができるということです。
ゼロ・グラビティという映画について!
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=aE6o6WvObKk&w=770&h=433]
ゼログラビティという映画があるのをご存知でしょうか?
「ゼロ・グラビティ」は宇宙からの生還というSF要素とサスペンス要素が融合した映画です。
ゼロ・グラビティの内容とは?
「ゼロ・グラビティ」という映画はアルフォンソ・キュアロン監督により2013年に公開された宇宙が舞台のSF、ヒューマン・サスペンス映画となっています。
医療技師のライアンは宇宙でのミッションの途中、衛星のかけらの飛来に遭遇してしまいます。
スタッフがほとんど死に至り、ミッションのコマンダーであるマットとライアンだけが生き残りました。
そんな2人は国際宇宙ステーションを目指すのですが、マットは自らを犠牲にし、ライアンをそこに送り届けます。
しかし国際宇宙ステーションの脱出ポッドは使用できず、西に存在する中国ステーションの脱出ポッド神舟を起動させ、ライアンは一人生きて地球へと帰還することができました。
ゼロ・グラビティというタイトルの意味とは?
実は、この「ゼロ・グラビティ」という映画のタイトルは日本語版であり、本当のタイトルは「Gravity」という「重力」を意味する言葉になります。
ライアンは一人でも地球に変える決断をした、それは面倒な束縛やしがらみがある現実世界で生きることを決意したと言ってもいいと言えます。
つまり、自由で開放的な無重力の世界から、束縛やしがらみだらけの重力のある世界を選んだということになります。
ラストシーンではたくさんの破片と共に宇宙船が地球に突き進む様子が描かれており、それはさも卵子に向かう精子のようです。
地球に着水し、羊水ともとれる海に溺れそうになりながら、宇宙船から再び生まれ、両生類の湖を超えて、四足歩行で大地に上がり、2本の足で立ち上がり、自分の足で人生を生きようと歩きだします。
このさまは、まさに人類の誕生と進化であり、それがわずか数分で描かれているのです。
そして最後に原題とされる「Gravity」の文字。
「重力」というものを「束縛」、「面倒な人間関係」若しくは「ストレスだらけの現実社会」を表しているのだとしたら、生の象徴であり人生の意味を描いたこの映画のタイトルは原題の「Gravity」の方がしっくりしているかもしれませんね。
まあ、話の大半が無重力世界が舞台なのを踏まえての「ゼロ・グラビティ」だと思うのですが少し残念に思います。
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