危惧の意味とは?心配/懸念/憂慮との違いは何?類語や使い方(例文)も!危惧するという言葉を耳にしたことがあります。意味とは何でしょう?心配・懸念・憂慮との違いは何!?気になるので、意味や違いを調べてみました!類義語や使い方(例文)も併せて解説いたしましょう!
危惧の意味とは
皆さんは危惧するという言葉を使ったことはありますか?
私はあまりないのですが、国語のテストで出たような気がします。
それに、日常会話ではそんなに使わないでしょうが、ニュースや新聞では見ることありますよね。
ではその危惧という意味は何でしょう。
・【ある物事の結果を】心配し恐れること。
・恐れあやぶむこと。またその気持ち。
なるほど漢字にも表しているように危ぶんだり、恐れることなのですね。
しかしそれでは心配と一緒ではないのでしょうか?
心配・懸念・憂慮それぞれの意味で違いをみていきましょう。
①心にかけて思いわずらう事。気がかり。
類語:心痛
②心をくばって・努力する(世話する)こと。
類語:配慮
①先のことがどうなるかと気がかりで不安に思うこと。
また、その思い。
②執念・執着
・【悪い状態になることを予想して】気づかう事。心配する事。
類語:配慮・遠慮
意味は上記のとおりですが、違いがいまいち分かりませんよね(;´・ω・)
心配/懸念/憂慮との違いは何?例文も。
では違いを詳しくみていきましょう。
一緒に例文も一部ですが、記してみたので参考にして下さいね。
<危惧とは>
対象が具体的になり、危機感を強調したいときに表現する言葉です。
悪い結果になるかもしれないことに恐れるような感じですね。
例文①:絶滅危惧種を発見する。
例文②:災害が起きた。被害の拡大を危惧する。
<心配とは>
現在の状況や先のことが気がかりに思う事です。
心を悩ます感じになります。
例文①:子供の帰りが遅いことに親は心配する。
例文②:出た時に鍵を閉めたか心配になる。
<懸念とは>
気になりすぎて、心から離れないくらい不安に思うことになります。
実際にはまだ起きていないけど、何か心にひっかかりがあるような感じです。
例文①:ウイルスの感染が懸念される。
例文②:多少の懸念はあるが、まぁ良しとしよう。
<憂慮とは>
今の状態からさらに悪い状況になることを不安に思い心配することで、不安度では高い方になります。
例文①:彼女はいつも私の現状を憂慮し、相談にのってくれる。
例文②:トラブル続きで、彼女は憂慮している。
危惧の類語は何?例文も。
意味や違いも分かった次は、類語もお教えしましょう。
危惧の類語は懸念や憂慮がそのひとつになります。
他にも
類義語①:恐れ
恐れは:怖がる気持ちや不安という意味です。
例文①:大雨で土砂崩れの恐れがある。
例文②:気温がどんどん下がる恐れがあるので、温かくしよう。
類義語②:杞憂
杞憂は:心配する必要のないことを心配すること。
例文①:私の心配は杞憂に終わった。
例文②:体調が悪いので、大病だと思ったが、診察の結果、杞憂だったようだ。
以上が危惧の類語になります。
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