カタカナ語辞典

グラフィティの意味とは?英語が語源?タグ/文字/ピースとの関係は?

グラフィティの意味とは?英語が語源?タグ/文字/ピースとの関係は?

グラフィティの意味とは?英語が語源?タグ/文字/ピースとの関係は?歌手の名前にもなっていたりして、多方面でグラフィティという単語を見かけますが、いったいどんな意味なのでしょうか?語源は英語なのでしょうか?タグや文字、ピースとはどんな関係があるのか、簡単に解説していきます。

ぬまくん
ぬまくん
グラフィティの意味、教えてくろちゃん!似たような言葉でグラフィックってあるけど、それとは意味が違いそうだし、分からないんだわん。
くろちゃん
くろちゃん
私も分からないにゃん。けど、グラフィックに関係する記事が手にはいったから一緒に見てみるにゃん。

グラフィティの意味とは?

グラフィティの意味とは?

グラフィティ(graffiti)は、エアロゾールアート(aerosol art)とも呼ばれ、スプレーやフェルトペンなどを使って壁などに描かれた『落書き』ことを意味します。

また、壁などに刻まれた古代の絵画や文字のことでもあります。

グラフィティは英語が語源なの?

グラフィティの意味とは?英語が語源?タグ/文字/ピースとの関係は?

グラフィティ(graffiti)は、『落書き(グラフィティ)』『壁などに刻まれた古代の絵画や文字のこと(グラフィティ)』の2つの意味を持っています。

『グラフィティ(落書き)』の歴史は、1970年代にニューヨークで、スプレーやフェルトペンなどを用いて、壁や電車などに落書きをすることから始まったとされています!

また、『グラフィティ(壁などに刻まれた古代の絵画や文字のこと)』の語源は、さらに遡ります。

19世紀にポンペイなどイタリアの古代遺跡が発見されたのち、その壁画の研究の中で作られた考古学、美術史の学術用語でもあります。

このことから、語源はイタリア語の『graffito(引っかき傷)』であるとされています!

グラフィティはどんなことと関係があるの?

グラフィティの意味とは?英語が語源?タグ/文字/ピースとの関係は?

町中でたまに見かけるグラフィティ(落書き)ですが、レベルの高い作品もたまに見かけられ、そういった落書きは美術品扱いとなっています。

また、『Banksyバンクシー)』という高額な落書きを描き続けている世界的にも有名な正体不明の作者も存在しています!

そんな、グラフィティに関係する言葉について、簡単に紹介してきます。

『タグ』との関係は?

グラフィティの意味とは?英語が語源?タグ/文字/ピースとの関係は?

グラフィティ用語としての『タグ』は、主に、作者のサインや名前、ライターを表すロゴのことを意味します。

タギング(tagging)』と呼ばれるタグのみのグラフィティもあり、最も早くかけるグラフィティになり、最も早く書けるので一番多く見かけられる作品でもあります。

『文字』との関係は?

グラフィティの意味とは?英語が語源?タグ/文字/ピースとの関係は?

落書きとは、本来『いたずら書き』や『なぐり書き』を意味する言葉ですが、グラフィティは、世のマジョリティに自分たちの思いを伝える手段でもあり、誰かが社会に向けて放ったメッセージが受け入れられ、次第に発展してきたという歴史もあります。

しかし、だからといって、メッセージの強い言葉しか書かれていないのかというとそんなことはなく、多種多様なグラフィティのスタイルに合わせて使われています。

例えば、『ワイルドスタイル』では、自分の名前を書いたり、名前と番地を合わせたものや、町中で見かけた物では『Herber』の様な文字が書かれているのを見かけたこともあります。

グラフィティの文字の最大の特徴として、作者以外は読みずらい、もしくは読めないといったことも挙げられます。

『ピース』との関係は?

グラフィティの意味とは?英語が語源?タグ/文字/ピースとの関係は?

グラフィティ用語における『ピース』とは、『マスターピース』の略称です。

多彩な色(最低でも3色は含まれる)を用い、時間をかけ、『レター(絵や文字)』や『キャラクター(人物、動物などを描いたもの)』などを含む『バーナー(独自のスタイルで描かれた1つの完璧な作品)』を意味しています。

ここまで紹介した、『タグ』『ピース』の他に、2色以内で文字のアウトラインのみを記した作品で、タグに次いで早く書けるスローアップ』と呼ばれる種類もあり、グラフィティは、この3種類に分類されています。

ぬまくん
ぬまくん
意味が分かってよかったわん。くろちゃん、助かったわん。
くろちゃん
くろちゃん
グラフィティの意味は分かったけど、なんで今の人達は法にふれるのにわざわざ公共物や他人の所有物に書くのか分からないにゃん。
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