ブティックの意味とは?金融/ホテルに関係が?英語/フランス語どっち?ブティックという言葉を知っている人は多いと思います。お金持ちの人が使っている印象がある言葉ですが、どういう意味なのでしょう?金融やホテルに関係がありそうですね。英語かフランス語どちらが語源なのかも紹介します!
ブティックの意味とは?
ブティックという言葉の意味を説明するところから始めていきます!
そもそも「ブティック」というのは服飾用語で本来はオートクチュールに属し、その店の個性を取り入れた既成の服、アクセサリーや香水などを扱う比較的大衆をターゲットにした小売店のことを言います。
特に、個性的なセンスで統一された同様の商品を扱う小売店を指します。
因みに、オートクチュールというのは高級衣裳店のことを言い、元は高級裁縫のことをオートクチュールと言っていました。
そして、小売店というのは消費者に直接商品を売るお店のことです。
ブティックの語源とは?
ではブティックの語源が英語なのかフランス語なのか、追及していきましょう!
「ブティック」の語源は「boutique」というフランス語になり、カタカナ語で使われているような意味ではありません。
フランス語のブティックはただ単に「小さい店」を意味し、洋服を取り扱う小売店という限定したものではないのです。
つまり、カタカナ語のブティックは和製フランス語と言うことになります。
そしてもう一つ、英語にもブティックという言葉が存在します。
綴りはフランス語と同じ「boutique」ですが、「小さな店」という意味の他に「衣類を扱うデパートのコーナー」という意味もあります。
つまり、言語によってブティックが表すものが少しずつ違っていくということになりますね。
ブティックと金融の関係とは?
そんなブティックと金融にはどのような関係があるのでしょうか?
「ブティックハウス」という言葉を聞いたことがありますか?
金融用語の一つなのですが、言葉だけではその意味を理解できないでしょう。
簡単に言ってしまえば、オプションやスワップなどと言った特定の分野における専門的な金融関係のビジネスを手掛ける独立した金融業者のことになります。
ブティックとホテルの関係とは?
最後にブティックとホテルがどう繋がるのか説明していきますね。
「ブティックホテル」というものを知っていますか?
ブティックホテルというのは1980年代に登場した独創的で各店舗に異なるコンセプトと高いクリエイティビティを売りにしているホテルのことを言います。
各ホテルは基本的に10~100室ほどの客室を有していることが多いです。
その他にも、独立系のオーナーが経営している場合が多く、一貫したコンセプトと細部にまでこだわり抜くという独創性が見え、高品質な上に高価格帯であることがほとんどです。
運営をマニュアル化せずにチェーン展開されていることも特徴の一つになります。
これはあまり適した内容とは言えませんが、日本では一時期、「ラブホテル」という露骨な表現を回避する代わりに「ブティックホテル」という言葉を使っていたことがあります。
しかし本来の言葉の意味とはかけ離れすぎているため、誤解を招かないように、ラブホテルの代用語として使われることはなくなりました。
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