カステラを英語で説明すると?発音やスペル(表記)や歴史を解説!皆さんもよくご存じのカステラという食べ物の話についてのお話です。カステラを英語で説明する場合はどのような単語を使っていけばいいのでしょうか?カステラの発音やスペル、その上に歴史についても解説していきます!
カステラの歴史を辿る。
まずはカステラが日本でどのように広まっていったのかを説明するところから入ろうと思います。
カステラと聞くと長崎を思い浮かべる人は多いと思いますが、元はスペインのカスティーリャ王国という場所で生まれたパンだと言われております。
日本にカステラが伝わったのは16世紀後半の安土桃山時代の頃です。
鹿児島にてフランシスコ・ザビエルがキリスト教伝来とともに南蛮菓子など多くの新しい文化を日本に持ち込みました。
その南蛮菓子の中に現在のカステラが含まれていました。
カステラの製法は、フランシスコ協会の神父たちにより伝えられたと言われています。
カステラの語源とは?
そんなカステラの語源はどこにあるのでしょうか?
スペインのカスティーリャ王国で生まれたという所にカステラの名は由来します。
カスティーリャという国は「Castilla」と表記するのですが、ポルトガル語では「カステラ(Castella)」と発音します。
カステラが日本に伝えられた時、日本人の「これは何だ?」という質問に対し、「これはカステラ王国のお菓子だ(Bolo de Castella)」つまり、「ボロ・デ・カステラ」そう答えたのです。
それを「カステラ」という部分だけ聞き取った日本人は、その南蛮菓子をカステラと呼ぶようになりました。
これがカステラの語源となったと言われています。
カステラを英語で説明すると?
そんなカステラというお菓子ですが、英語で説明するにはどのような言い回しや表現が適切なのでしょうか?
カステラという単語を使って海外の人と話した時に、「???」という感じで困惑されたという経験を持つ人は少なくないはずです。
「Castella」で通じたのならばいいのですが、なかなか通じそうにない場合に使えそうな言い回しがあります。
「sponge cake」
日本の食べ物とは違い、西洋由来の食べ物は説明しやすく、スポンジケーキで伝わるのです。
ただ、これだとカステラというもの全てを伝えることは難しいので
「Castella sponge cake」などという表現で、普通のスポンジケーキではなく、少し特別なスポンジケーキなんだと説明するとより丁寧ですね。
材料などに触れて、更に詳しく説明するのもいいと思います。
カステラの作り方とは?
最後にカステラの作り方を紹介して終わりにしようと思います。
- 強力粉 :150g
- 卵 :6個
- 砂糖 :200g
- はちみつ:30g
- 牛乳 :20g
- 卵と砂糖をボウルに入れて湯煎をしながらハンドミキサーの最大出力で8分ぐらいかき混ぜます。途中で湯煎から外すのがポイント。
- そのボウルに温めた牛乳とはちみつを投入し、ハンドミキサーを中ぐらいの強さに変えて約2分間泡立てます。
- そこに強力粉を3度に分けて振るい入れハンドミキサーで更に混ぜます。
- 20㎝×20㎝の型を用意し、タネをそこに流し入れ、何度か型を台に落として泡を取り除く作業をしてください。
- 初めの15分は190℃で、次に170℃まで温度を下げて40分オーブンで焼きます。
- 焼きあがったらラップに包んで1日置いてから食べるとしっとりして更に美味しくなります。
カステラづくりは難しそうに思えて簡単にできてしまうので気になる人は一度挑戦してみてください!
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