ネグレクトの意味とは?英語が語源?辞書の解説や育児放棄との関係は?

ネグレクトの意味とは?英語が語源?辞書の解説や育児放棄との関係は?最近ニュースなどでよく耳にする言葉の一つにネグレクトというものがありますが、その意味は何なのでしょうか？英語が語源の言葉なのか、辞書での解説そして、育児放棄とどのような関係があるのか、入りから調べていきます。

ネグレクトの意味とは？

最近ニュースなどでよく聞くネグレクトという言葉はどのような意味を持っているのでしょうか？

辞書でのネグレクトの解説とは？

ネグレクトの言葉を辞書でひいてみました。

1.  無視すること。ないがしろにすること。「住民の要望がネグレクトされる」

2. 子供に対する適切な養育を親が放棄すること。例えば、食事を与えない、不潔なままにしておく、病気やけがの治療を受けさせない、乳児が泣いていても無視するなどの行為のこと。子供の精神的な発達が阻害され、人格形成に悪影響を与えるといわれる。養育放棄。

   https://dictionary.goo.ne.jp/jn/169881/meaning/m0u/

と書かれています。

無視することを意味するネグレクトとは？

この場合は、自分が作成した書類若しくは提案した意見などを提出したにもかかわらず、取り合ってもらえずにないものとして扱われたときに使われます。

つまり、働きかけた側が使う言葉で受け身の形で使われることがほとんどになります。

という感じです。

育児放棄を意味するネグレクトとは？

育児放棄というネグレクトは昨今でも大きな問題として取り上げられることが多いです。

身体的虐待や性的虐待とは異なり、積極的に子供に何かをするということではなく、本当に何もしないのです。

主なネグレクトの例を挙げるとこんな感じでしょうか？

子供に対してのネグレクトが多い中で、介護や養育を必要とする高齢者や障碍者に対し、適切な対応をせずに放置を続け、その後遺体で発見された、なんて言うニュースを耳にしたことがありませんか？

それも一種のネグレクトになります。

2012年に全19市町及び児童相談所に寄せられた児童虐待の相談は4207件で、その中でネグレクトは1804件と最も多く、身体的心理的虐待は3割もなかったようです。

そもそも、ネグレクトの原因というものには大きく2つの種類があります。

ネグレクトの語源とは？

そんなネグレクトという言葉はどこから来たのでしょうか？

ネグレクトの語源は「neglect」と表記される英語になります。

動詞では

といったカタカナ語と似たような意味で使われることが多いのですが、ニュアンスが少し違ってきます。

故意に無視するのではなく、余裕がなくて反応できなかった、うっかり無視してしまったという時に使われます。

カタカナ語のネグレクトは「ignore」という単語に近いですね。

名詞では

と言った意味で使われます。

ネグレクトを見かけた場合の対処法とは？

最後にこんな悲しいネグレクトと言う犯罪を少しでも減らすため、少しおかしいなと思った場合の対処法を紹介しておきます。

まず一つ言っておきたいのはネグレクトと言うのは立派な犯罪です。

という罪に当たる場合もあり、最低でも3カ月長くなると20年以下の懲役になり、場合によっては傷害罪、死体遺棄罪などといった罪も課される場合があります。

もしもネグレクトを発見した、若しくはそう疑うようなそぶりを見せる家庭があるのならば速やかに公的機関に相談をしてください。

もしも間違っていたらと不安になるかもしれませんがこの対応は「児童虐待の防止等に関する法律」で義務付けられているのです。

連絡先は「１８９」、いちはやくという語呂合わせで覚えると良いでしょう。

もちろん匿名での通報になるので、少しでも疑いがあるのならば一度この番号にかけてみてください。

心配し続けるよりも、専門の方に相談してすべて任してしまう方が正しく賢い判断です。

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