スクープの意味とは?由来や使い方(取材/写真)は?映画もある?ニュースや新聞など様々な場所で使われることの多いスクープという言葉ですが、その意味を説明できますか?スクープの意味だけではなく、由来や使い方そしてスクープというタイトルの映画についても詳しく話していきます!
スクープの意味とは?
スクープという言葉はよく使われているのですが、いざ説明しろと言われると難しくはないでしょうか?
「スクープ」というのは英語で「scoop」と表記し、「世間の関心を引くニュースのこと」「そのニュースをどの会社よりも先に報道すること」という意味で使われています。
主な報道内容は、有名人のスキャンダルといった幅広い層の人達が関心を抱く芸能のニュースを指すことが多いでしょう。
日本語にすると「特ダネ」と言ったところでしょう。
スクープという言葉の由来とは?
スクープを英語にすると「scoop」になることは説明しました。
しかし、この単語は特ダネという意味以外にも土などを掬う「スコップ」という意味でもあります。
そしてそのスコップが語源で、スコップが物をすくい出すことから、誰も掘り当てていない大きなニュースという意味に変わり、日本国内で使われるようになりました。
日本の報道機関内での言葉で、他社が一斉に報道している大きなニュースを自分の会社だけがスクープできず報道が遅れている状態のことを「特オチ」と言い、スクープの対概念になります。
因みにスクープは英語の発音で、スコップはオランダ語の発音になるので注意が必要です。
スクープの使い方とは?
そんなスクープという言葉ですがどのような使い方をするのでしょうか?
「今をときめく大人気アイドルのスクープ写真が世に出回り、好感度が急降下してしまった」
「パパラッチとして生計を立てるためにはスクープ写真を撮り続けなければならない」
「なんてことのない取材で大スクープを入手した」
「スクープを取りたいのならばただ取材するだけではなく、相手との信頼関係も重要になってくる」
報道関係の仕事をしている人にしか係わりのない言葉かもしれませんね。
スクープと映画の関係とは?
https://movies.yahoo.co.jp/movie/SCOOP%EF%BC%81/356636/story/
そんなスクープという言葉ですが映画との関係もあるようですね。
2016年の10月に公開された「SCOOP!」という映画をご存知でしょうか?
福山雅治が主演の映画で、「ごめん。馬鹿で悪かったな。」というキャッチコピーを糸井重里が手がけました。
かつて数々の伝説的スクープを自分の手で撮りまくっていたカメラマンの主人公都城静。
しかし、今では芸能人のスキャンダルを専門とした中年パパラッチとして、酒と借金に溺れる自堕落な生活を送っていました。
そんなある日、二階堂ふみが演じる「SCOOP!」という写真週刊誌の新人記者、行川野火とコンビを組むことになります。
それがきっかけになり、日本中が注目をする大きな事件に巻き込まれていく、とそんな内容の映画になっています。
チャラチャラした福山雅治が見れると話題になりましたが、ただそれだけの作品ではなく、ストーリーも遅すぎず速すぎずないい感じのテンポで進んでいくので最初から最後まで飽きることなく見れる作品になっています。
ハラハラする展開もさることながら、ラストは良い意味で裏切られたという感想を抱く人も多かったみたいです。
評価も低くなく、とてもいい映画なので少しでも興味を持ったのなら一度鑑賞してみてください。
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