アラモードの意味とは?アラカルトとの関係は?プリン以外にも使う?プリンアラモードのアラモードの部分の意味を知ってますか?似たようなメニューのパフェとは違う?響きの似ているアラモードとアラカルトの関係性は?プリン以外でもアラモードは使うのかまで徹底調査いたします!
アラモードってどんな意味?
アラモードと言えば、まずプリンを想像する人が多いと思いますが、アラモードの意味を知ってますか?パフェとは違うのでしょうか?
アラモードとは
フランス語で「 à la mode」と表記し、「流行の」「現代風」を意味する言葉。
料理としては、現在ではお菓子や果物の上に「アイスクリームやクリーム・果物を乗せたもの」をさす。
料理用語としてはラ・ヴァレーヌ著の『フランスの料理人』という本で初めて使われ、その当時中世のものとは異なる、ルネサンス以降の最新の料理を指す語として使われていました。
そこから転じて、お菓子などにアイスクリームを乗せるのが最新の流行として「アラモード=アイスクリームやクリーム・果物を乗せたもの」となったようです。
☆パフェ…背の高いグラスに、アイスクリームやフルーツを主体として、その他の甘い具材を加えたデザートのこと。
●パルフェ(parfait)…フランス発祥で、卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜて、型に詰めて凍らせたアイスクリーム状の冷菓に、ソースや果物を添えたもの。
●サンデー(sundae)…アメリカ発祥で、安息日の日曜日に贅沢なパフェを食べることを嫌い、日曜にも売れるよう質素に作ったといわれる。
アラモードとはまた違った意味を持っているので、混同してしまわないようにしましょうね♪
アラカルトとは関係あるの?
アラモードと似た響きの言葉に、「アラカルト」という言葉がありますが、この言葉とは関係があるのでしょうか?
アラカルトとは
あらかじめ決められたコース料理ではなく、1品ずつ注文できる料理のこと。
アラモードもアラカルトも、頭に「>à la」がつくことから、なんとなく関係があるのかと思ってしまいますが、実際の意味には関係がありません。
ただ、この「à la」は前置詞なので、アラモードは「~風(色、流)」やという意味として「現代風」、アラカルトは「~に」などの意味として「メニューにある一品料理」として使われたりと、フランス語では使われることの多い前置詞なのです。
ですので、関係があるとすれば文法的な部分だけで、実質意味ではなんの関係もありません。
プリン以外にも使う?例えば?
ここまでアラモードの意味やパフェとの違い、アラカルトとの関係性について解説してきましたが、プリンアラモード以外にもアラモードがつく食べ物があるのか、ちょっと気になりますよね。
色々な『アラモード』
・「コーヒーゼリー アラモード」…コーヒーゼリーに、クリームやフルーツがトッピングされているもの
・「パイ アラモード」…アイスクリームにパイがトッピング、もしくはパイにアイスクリームがトッピングされているもの
・「アップルパイ アラモード」…アップルパイにアイスクリームが添えられているもの
メニューとして、実際に一般的なものは少ないようですが、いずれにしてもアイスや果物などがトッピングされているものに対して、「アラモード」がついているようです。
あなたも、自分の好きなお菓子などにトッピングをして、自分流アラモードを作ってみてはいかがでしょうか?
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