ピクルスとは?日持ちや栄養は?漬物/マリネとの違いは何?

ピクルスとは?日持ちや栄養は?漬物/マリネとの違いは何?ピクルスって？ピクルスはどれくらい日持ちがするの？ピクルスを長期保存するにはどうしたらいいの？ピクルスに含まれる栄養は？ピクルスは漬物の一種！？ピクルスと漬物とマリネの違いは何があるの？ピクルスについて簡単に紹介します！

 

ピクルスとは？

「ピクルス」を常備菜としてストックしている方は多いのではないでしょうか？

腐りにくい＆見栄えが良くて、お弁当のおかずにも使えて便利♪

 

今日は、「ピクルス」について解説していきます(●>艸<)

 

 

ピクルスは、紀元前2000年頃に現在のイラク周辺のメソポタミア南部で生まれました。

酢の生成自体は、5000年も前から行っていたと言われています。

 

大昔には冷蔵庫なんて便利なものはないため、野菜を酢に漬けて、ハーブやスパイスで風味を加えて保存していたのです。

その後、チグリス川流域→ヨーロッパ全土へとピクルスは広がっていきました。

 

本来のピクルスは、肉や魚介類などの酢漬けも含まれています。

しかし日本でのピクルスは、欧米風の野菜の酢漬けを呼ぶことが多いです。

 

ピクルスの日持ちや栄養は？

ピクルスの日持ちは？

ピクルスは長期保存できる常備菜というイメージですが、実際はどうなのか調べてみました(*´艸`)

 

 

面倒だからと、野菜を切ってピクルス液に漬けただけでは、日持ちはしないんですね。

 

それでは、長期保存のためのピクルスの殺菌方法を紹介します(*´∀｀)ﾉ

 

①野菜の煮沸殺菌

野菜の表面にはたくさんの細菌が付着しているため、茹でて熱を通し殺菌処理をします。

 

沸騰したお湯に野菜を入れて、また98℃程度まで温度を上げて5分煮沸しましょう。

※あまり煮沸しすぎると野菜の歯ごたえがなくなってしまいます！

 

その後、トレイなどに均一に並べてラップをして、冷蔵庫に入れて冷やします。

 

にんじんやれんこん・ブロッコリーなどの根菜は、特に下茹でをすると味が染みやすくなりますよ。

さっと下茹ですると、彩りも美しくなって良いですね♪

 

②瓶の煮沸殺菌

ピクルスを瓶詰して、その瓶ごと熱を通します。

お湯が98℃以上になったら、10分間煮沸しましょう。

 

③瓶の脱気

瓶の内部を真空に近い状態にすると、殺菌の繁殖を抑えることができます。

煮沸した瓶をお湯から出して5分冷ました後、蓋を少し緩ませ、空気が抜けて「シュッ」と音がしたら即蓋を閉めましょう。

 

少し手間ですが、こうすることで保存期間がぐっと伸びますよ(●^ｰ^●)♪

ピクルスの栄養は？

ピクルスは野菜の酢漬けのため、お酢の栄養と野菜の栄養が含まれています。

 

＜食物繊維＞

ピクルスには、食物繊維の便秘解消作用と乳酸菌の整腸作用があるため、便通に効果的です。

 

＜クエン酸＞

クエン酸は、疲労回復やミネラルの吸収を助ける効果があります。

お酢の酸味で食欲増進の作用もありますよ♪

 

＜ナトリウム＞

保存性を高めるためにピクルス液の中には塩を多く使うので、ナトリウムも含まれています。

ナトリウムは摂りすぎると高血圧やむくみを引き起こしますが、身体を維持するには必要不可欠な栄養です。

ピクルスを食べるときは、ナトリウムの排出を促すカリウムの含まれる食品も一緒に食べましょう。

ピクルスと漬物/マリネとの違いは何？

ピクルスと漬物とマリネは、全部漬け込んで作るものですが、違いは何なのでしょうか？

 

 

漬物とピクルスには、あまり違いはありません。

ピクルスは漬物の一種と言えます。

 

 

日本食の「なます」や「酢の物」、「南蛮漬け」もマリネと言えますね。

 

ピクルスと漬物とマリネの違いは、以下のようになります。

 

10761

9535