サフランとは?値段や使い方・効能・花言葉は?代用は何でできる?料理を鮮やかな色にしてくれるサフラン。サフランはどんなスパイス?どんな使い方・効能がある?サフランの花言葉はちょっと怖い!?その理由とは?値段がちょっと高めのサフラン、代用は何でできる?調査してみました!!
Contents
サフランとは?
パエリヤやサフランライスに使われるスパイス、サフラン。
サフランを加えることで綺麗な黄色になり、見た目も美味しそうにしてくれます(*^^*)
このサフランがどんなスパイスなのか、詳しく調べてみました!
薄紫色の花を咲かせるサフランはアヤメ科サフラン属で、和名は番紅花(ばんこうか)です。
クロッカスの仲間ですが、クロッカスが春に咲くのに比べてサフランは秋に咲きます。
原産国は地中海沿岸部で日本へは江戸時代に渡ってきました。
現在でも薬やスパイスとして使用されていますが、サフランの球根が園芸店などに出回っているので家庭で観賞用として栽培することも可能です。
スパイスとして使用されるサフランは、花のどの部分だと思いますか?
画像を見てみると、花の中心から赤く細長いものが伸びていますね。
これはサフランの雌しべで、この部分を収穫し乾燥させたものが私たちがスーパーでみかけるサフランの正体です(^^♪
サフランの値段は?代用できるスパイスはある?
サフランの値段
サフランの値段は平均で1gが800から1000円ほどです。
特にイランやスペインなどで作られたサフランは価値が高く、1g1500円のものもあります!
数あるスパイスの中でも特に高く、これは収穫に手間がかかることと、収穫量が少ないことが大きな理由です。
サフランの収穫は手作業で行う上に花が開いてから枯れるまでが短いため、少ない期間での作業が必要とされています。
そして雌しべだけを摘むのですが、400~500本の花から作られるスパイスはわずか1g!(@_@)
これらの理由を見ると、サフランの値段が高いのも頷けます。
サフランの代用品
サフランを使いたいけど、ちょっと高い・・・そんなときに使える代用のスパイスはあるのでしょうか。
サフランを使う目的の一つが料理の色付けですよね。
その代用として使えるのが、ターメリック(ウコン)とクチナシです。
- 値段もお手頃なウコンはカレー粉にも使われる黄色いスパイスです。
炒めるとより鮮やかな黄色になるので、最初に炒めることをおすすめします。 - 香りや味にクセがないクチナシの実は、色付けの代用にピッタリです。
水に浸してから使ってください。
サフラン独特の香りは代用が難しいですが、料理を色付けしたいときはこれらのような代用品を使うことができます!
サフランの使い方や効能は?
サフランの使い方
サフランを使った料理と言えば、スペインのパエリヤがありますね。
サフランは魚介類との相性が抜群です。
パエリヤに使う場合はそのまま入れるのではなく、あらかじめ水に浸してサフラン水を作り、それを使って米を煮ることで黄色が鮮やかなパエリヤになります。
またフランス料理のブイヤベースにもサフランが使われています。
こちらは煮込むときにそのまま入れることが多いです。
そのほかピラフやサフランライス、サフラン水を使ったソースなど使い方は様々です( *´艸`)
サフランは少量で十分色が出るので、一度に沢山使う必要がありません。
水500mlに対して一つまみくらいでちょうど良いです。
サフランの効能
薬としても使われるサフランには様々な効能があります。
特に血行促進効果がとても強いため、これらのような症状を改善してくれます。
- 生理痛緩和
- 冷え性緩和
- 動脈硬化改善
- 集中力向上
- 頭痛緩和 など
またサフランの香りには気持ちを安定させる効果もあります。
- 抗うつ効果
- ホルモンバランスを整える
- 月経前症候群(PMS)緩和
- ストレス緩和 など
気持ちが落ち着かない時や集中力を上げたいとき、お湯にサフランを溶いてサフランティーにしたものを飲んだり、香りを嗅ぐだけでも効果が期待できます♪
サフランの花言葉は?
サフランの花言葉
- 歓喜
- 陽気
- 調子に乗らないで
- 過度をつつしめ
良い言葉とちょっと怖い言葉が入り混じっています(^^;)
「歓喜」や「陽気」は、サフランが持つ効能を表します。
気持ちを安定させたり、楽しい気持ちにさせてくれるサフランにぴったりの花言葉ですね。
一方で「調子に乗らないで」「過度をつつしめ」という花言葉も、サフランが持つ効能を表しているんです。
血行を良くしてくれるサフランですが、摂取しすぎると神経を刺激して興奮状態になってしまうため、摂りすぎ注意という意味で付けられました。
サフランの花をプレゼントしたいときは、一言添えるといいですね(*^^*)
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