リエットとは?パテやテリーヌとの違いは何?美味しい食べ方も紹介!リエットってどんなフランス料理?リエットはそのままパンにつけても、パスタにアレンジしても美味しい!リエットの食べ方をご紹介!パテはパイ包みで、テリーヌは型のこと!?リエットとパテとテリーヌの違いは何かも解説します!
リエットとは?
「リエット」は、フランスの伝統的な郷土料理です。
日本でも、ビストロやフレンチを食べに行くとメニューに載っていることがありますね。
「リエット」はフランス料理のコースに出てくるイメージですが、本場のフランスでは家庭の味なんです!
今日は、「リエット」の魅力に迫って行きましょう(*´﹃`*)♪
フランス語で「Rillettes」。
豚肉やガチョウなどの肉にラードと塩を加えて煮込み、ペースト状にしたフランスの保存食。
主にパンやクラッカーに塗って食べる。
リエット(Rillettes)は、フランス料理の一つで、みじん切りや角切りにした豚肉を香辛料と一緒に長時間かけて煮込み、細かくほぐしてパテ状にしたものです。
リエットはフランス語で「豚肉の塊」という意味で、名前の通りポークリエットが一般的です。
しかし他にも、ガチョウ・アヒル・鶏・ウサギなどの肉や、ツナ・サーモン・イワシなどの魚が用いられることがあります。
またリエットは保存食のため、出来上がったら保存容器に詰めて冷蔵庫に入れます。
このときに表面をラードで蓋をして保存すれば、レシピにもよりますが1ヶ月から3ヶ月ほど持ちますよ。
リエットの美味しい食べ方も紹介!
リエットは、柔らかい口当たりで濃厚な味わいですよね♡
通常は室温に戻して、パンやガーリックトースト・バゲット・クラッカーなどにたっぷり塗って食べますが、他の美味しい食べ方を紹介しちゃいます( *´艸`)
リエットは少し塩分が多めなのでそのまま食べるよりも、他の食材と組み合わせて食べるとちょうど良い塩加減になります。
- サンドイッチにして野菜を一緒に挟む
- カナッペにしてチーズや野菜・サーモン・ハムなどを一緒に乗せる
- 茹でたジャガイモにつける
- 野菜スティックにつける
- サラダに和える
などなど、アレンジはたくさんあります。
豚肉と調味料の旨味が凝縮されているリエットは、単体でも味が決まりますよ☆
でも、味が濃くこってりとしたリエットは、そのまま食べるだけだとちょっぴり飽きが来ちゃいますよね…(´・ω・`)
そんなときは、リエットをパスタのソースにしてみましょう!
アンチョビなどと同様の使い方ができますよ♪
炒める系のパスタ料理に入れると、リエットが柔らかくなって旨味たっぷりの脂が出てくるので、美味しいパスタが作れます♡
リエットは、パーティーの一品にピッタリなんですね(●´ڡ`●)
幅広いワインと良く合うのでワイン会のおつまみにも相性がいいですよ♡
気づいたら山盛りに用意したはずのリエットが、あっという間になくなってしまうことも…?
リエットのパテやテリーヌとの違いは何?
リエットとパテとテリーヌは、全部見た目がそっくりで、よく似ていますね。
3つの違いは何か、調べてみました(●´∀`●)
フランス語で「pâté」。
すりつぶした肉・魚・レバーなどをパイ皮で包んだもの。
パテの語源は「パイ生地」で、本来は具材を生地で包んだ料理の名称でした。
しかし、転じて生地の中に入れる具材そのものや、ペースト状の練り物一般を指すようになりました。
調理方法を見ると、リエットは「煮る」、パテは「焼く」ものです。
パテは、リエットと同じくクラッカーにつけて食べるイメージでしたが、元々は細かく刻んだ肉や野菜をパイ生地に包んで焼いた料理のことなんですね!
フランス語で「terrine」。
陶器製やステンレス製の楕円形や円形・長方形の容器のこと。
この容器を用いた料理の名前にも使われる。
テリーヌは、容器の名前なんですね!
この容器に肉・魚・野菜などをすり潰して詰め、オーブンで焼いた料理のこともテリーヌと呼びます。
焼きあがったテリーヌは、冷まして型から取り出してスライスし、コース料理の前菜として出されることが多いです。
そういえば、お菓子を作るときにもテリーヌ型を使ったりしますね。
ちなみに、テリーヌ型で作った料理は全部テリーヌと言えます。
3つのフランス料理の違いは以下のようになります。
リエット:煮て、ペースト状にしたもの。
パテ:パイ生地で包んで、オーブンで焼いたもの。
テリーヌ:容器の名前。またこの容器に入れて作る料理。
リエットについて、いかがでしたか?
ぜひ、ホームパーティに活用してくださいね(♡´◠`♡)