ネックの意味とは?英語が語源?ビジネスでの使い方や類語を解説!ネックは首以外の意味がある!?ボトルネックは英語が語源なの?ボトルネックの類語を解説!ネックは障壁で改善しないといけない!?ビジネスでのネックの使い方を例文で紹介します!自分がボトルネックにならないように気をつけよう!
ネックの意味とは?英語が語源?
「ネック」といえば、「首」を思い浮かべますが、違う使い方もされています。
例えば、以下のような使い方です。
「まだ学生なのがネックとなっていて、計画が思うように進まない」
「彼は、仕事はできるが女性問題がネックで出世は厳しそうだ」
「この商品は高機能だが、高すぎるのがネックだ」
この場合の「ネック」は、どのような意味なのでしょうか(*ω*?
今日は、「ネック」の使い方について勉強していきましょう♪
「bottleneck」の略。
物事の進行を阻むもの。障害。隘路。
「国境問題がネックになって、交渉が先に進まない」
「用地問題がネックになっていて、工事が遅れている」
上記の例文の場合のネックとは、「bottleneck」から来ており、「物事を進めていく上で全体の支障となっている事柄」という意味です。
「ボトルネック」の語源は、英語で「ビンの首」を意味する「bottleneck」です。
ボトルネックの部分はくびれていて、細くて狭くなっています。
どんなに口の部分が大きかったり、中にたくさん入ったりするビンでも、「首/neck」の部分が小さかったら、どんなに水を注いでもビンの中には少ししか水は入りませんし、中身を出そうとしてもなかなか出てきませんね。
この「狭い部分が障害になっている」という様子を例えて、「物事の進行を阻む」「システム上の効率の悪い部分」という意味に派生しました。
「その商品は高価格がネックで売れない」と言えば、「価格が高いのが障害で商品が売れない」ということです。
「ここがネックだ」と言われた場合は、問題が解決するかしないかを決める、非常に重要な分岐点だということです。
この場合のネックは、「ボトルネック」を略した言葉です!
英語圏では「bottleneck」と略さずに言わないと通じませんよ!
ネックの類語は?
ネックは、「進行を妨げる障壁」という意味でしたね!
ここでは、類語を紹介します(·∀·)
難点、障害、制約、障壁、
足かせ、律速、妨害、
邪魔、隘路、遅延要因、など
ネックの類語は、「お前が進行を妨げる犯人だ!」と言わんばかりの単語が並んでいますね。
「ここさえなければうまくいくのにな~」を表すのがネックなので、仕方がないのかもしれません。
ネックの本来の意味
ネックは、①首、②首に相当する部分、が本来の意味です。
アパレル業界や、洋服・服飾品の話題のときは、元々の「首」と言う意味で使われることが多いです。
<①の意味での使い方>
「衣服の首の部分や襟」という意味で、ハイネック、タートルネック、ネックレスなど。
<②の意味での使い方>
「物の、首に似た部分」という意味で、ギターのネックなど。
ネックのビジネスでの使い方を解説!
ビジネスシーンで使われる「ネック/ボトルネック」は、「作業工程で全体の進行や効率に悪い影響を与える部分」という意味になります。
ネックは、製造業、IT、経営管理の分野で使われることが多いです。
それでは、ネックの使い方を例文で見ていきましょう(^^♪
「一部の部品の入荷遅延がネックになっていて、製造全体が遅れている」
「生産ラインの古い機械がネックとなっていて、納品数が伸びない」
「パソコンの通信状況がネックで、サイトのパフォーマンスが低下している」
「新しい商品の資源の調達がネックで、経営危機に陥りそうだ」
「部長は提案をことごとく却下するので、部署の中ではボトルネックと言われている」
「会議が長引くボトルネックは、社長の話が長いことだ」
「問題解決のために、何がボトルネックなのかを考えて無くしていくべきだ」
「この機能を付けると、どうしても価格が高くなってしまうところがネックです」
「保守的な経営層が、新規事業を始めるボトルネックとなっている」
「株は儲からないというイメージがネックで、顧客の獲得が難航している」
もし仕事をする上で「ボトルネック」があったら、他の部分をどんなに改善・改良しても、全体の効率は良くなりません。
「ボトルネック」を把握して、ピンポイントで改善するのが早急の課題となります。
ネックについて、いかがでしたか?
自分がボトルネックにならないようにしたいですね( ̄∀ ̄)
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