煩雑の意味とは?対義語や類語・使い方(例文)は?繁雑との違いも調査!煩雑の意味って?煩雑の対義語や類語はあるの?煩雑は面倒で問題なこと?煩雑の使い方を煩雑でない例文でご紹介します!同じ読みの煩雑と繁雑の意味の違いも調査しました!煩雑を正しく使えるようになろう!
煩雑の意味とは?
「煩雑(はんざつ)」と言う言葉は、日常会話やビジネスシーンでもよく登場しますね(o^^o)
「出国手続きが煩雑でわかりにくい!」
「こんな煩雑な作業を一人ではこなせない!」
などと使いますが、なんとなくニュアンスはご理解いただけるでしょうか(^▽^;)?
業務でも煩雑な内容をいかに効率よくするかを求められることがあります。
今日は、「煩雑」について一緒に勉強していきましょう♪
面倒なまでにこみいっていて、わずらわしいこと。
「煩雑」は、「はんざつ」と読みます〇
「ひんざつ」や「ぼんざつ」とは読まないので注意×(;゚д゚)
「煩」という字は「はん」と読み、「わずらわしい、悩む」という意味です。
「雑」という字は、「ざつ」と読み、「色々と混ざっていること」という意味です。
二つが合わさった「煩雑」は、「複雑でわずらわしい」となるわけです。
煩雑の対義語や類語・使い方(例文)は?
煩雑は、「事柄がこみいっていてまとまりがつかず、わずらわしいこと」でしたね。
簡易、簡略、など
煩雑の対義語は単純明快でシンプルですねo(*’▽’*)/
複雑、錯綜、縺れ、いざこざ、
葛藤、トラブル、煩雑、面倒、
厄介、お手数、迷惑、揉め事、
困難、悶着、支障、など
煩雑の類語は巻き込まれたくない単語がズラズラ…と並んでいます(;゚д゚)
煩雑は、形容動詞として「煩雑な~」と使ったり、「煩雑さ」という名詞で使ったりします。
では、煩雑の使い方を煩雑でない文章の例文で見ていきましょう(^-^)/
「しばらく片づけをしていないので、部屋が煩雑だ」
「煩雑な手続きが頻繁にあって、業務が進まない」
「在庫管理が煩雑でロスやミスが多いのが問題だ」
「その部屋には色々な物が煩雑に置かれている」
「煩雑な印象を与えないように、写真の構成を考えた」
「度重なる内部抗争のせいで組織が煩雑化してしまった」
「紙の書類のデータ化をしないと、事務作業がますます煩雑になる」
「トラブルが起きて、現場は煩雑な状態だった」
「仕事の気疲れや煩雑さから解放されたい」
どの例文も煩雑なものに不満を抱いていたり、問題だと思っていたりしていますね(・・;)
ビジネスシーンでは、システムやセキュリティなどの技術に対しての感想で「煩雑ですね~!」なんて間違っても言ってはいけません!
煩雑は、「込み入っていて煩わしくて面倒だ」という意味なので、こちら側が不満を持っていると思われてしまいますよ!
「技術が複雑ですごい!」というあなたの素直な気持ちを伝えたければ、「複雑で巧妙ですね!」と言いましょうね(゚ー゚;A
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煩雑と繁雑との違いも調査!
「電話のキャンセルができないなんて、手続きが煩雑すぎる」
「繁雑な処理を一人で全部しなければならない」
「煩雑」と「繁雑」は、読みが同じ「はんざつ」で、使い方も似ていますね(;´Д`)
どう違うのか、調べてみました(o^∇^o)ノ
物事が多くてごたごたすること。
しなくてはならない物事が多く入り混じっていること。
二つは似たような意味ですが、違いは以下のようになります。
煩雑:事柄がこみ入っていて煩わしいこと。
繁雑:やるべき事柄が多いこと。
「煩雑」は心理的な煩わしさや面倒に思う気持ちが含まれることに対して、「繁雑」はそのようなニュアンスはありません。
「繁雑」を間違えて「煩雑」と書いてしまうと、「わずらわしいと思っている」と捉えられてしまうので、誤変換には注意です!
煩雑について、いかがでしたか?
煩雑な日常から解放されたいですね(笑)