刹那の意味とは?使い方や英語表記・類語は?刹那的な生き方とは何?刹那の意味って?刹那の語源は仏教用語?刹那ってどれくらい短い時間なの?刹那的な生き方や刹那主義って何?刹那の使い方を例文でご紹介します!刹那の類語・対義語や英語表記は?刹那について刹那的に解説します!
刹那の意味とは?
皆さんは、「刹那」という言葉を聞いたことがありますか?
小説やドラマの中で使われる、ちょっとカッコいい言葉ですよね!
「衝突した刹那に気を失った」
「あの人は刹那的な生き方をしてるね」
などと言ったりしますが、どういう意味なのでしょうか?
「刹那」は、男性や女性の名前にも使われます。
小沢健二さんのアルバムの題名や、GReeeen(グリーン)の曲名にもありますね。
今日は、仏教用語の「刹那」について刹那的に解説します!
「せつな」と読む。
①仏教の時間の概念の一つで、時間の最小単位を表す。
1回指を弾く間(一弾指)に、60あるいは65の刹那があるとされる。
「念」「念頃(ねんきょう)」とも呼ばれる。
②非常に短い時間のこと。瞬間。
③数の単位の一つで、非常に小さい数の単位。
10のマイナス18乗(10-18)。
「刹那」は「せつな」と読みます。
古代インドで使われていたサンスクリット語の「kṣaṇa(クシャナ)」の音写が語源で、「叉拏(シャナ)」とも音写されます。
仏教哲学の「刹那」は、物質的や精神的、特に精神的な現象の瞬間的生滅を説明するときに使われます。
刹那は、想像できないくらいものすごく短い時間なんですね!
10-18ということは、「0.000000000000000001」ですね(・・;)
刹那の使い方は?刹那的な生き方とは何?
「刹那」は、元々は仏教用語で時間の最小単位ですが、日常会話ではきわめて短い時間と言う意味で用いられます。
つまり、「瞬間」や「一瞬」とほぼ同じ使い方ですね。
また、本来の刹那の意味とは異なっていますが、「刹那的」という形容動詞や、「刹那主義」という言葉としても用いられます。
①時間が極めて短いさま。瞬間的。
②目の前の一時的な快楽を求めるさま。
あと先を考えず、今この瞬間だけを充実させて生きようとすること。
過去や将来のことを考えないで、現在の瞬間を充実させて生きることに全力を尽くすという考え方。
一般には、一時的な快楽を追求する考え方をいう。
「刹那的」や「刹那主義」は、将来のことを考えずに自分の欲望や感情の赴くままに行動をするというマイナスな意味合いで使われる言葉です。
では、刹那の使い方について例文で見ていきましょう♪
「その料理を食べた刹那、口の中に香りが広がった」
「喜んで飛び上がったその刹那に、躓いて転んでしまった」
「誘惑に負けて刹那の快楽に酔ってしまった」
「刹那的な生き方をしていると、いつか痛い目にあうぞ」
「最近は刹那主義の若者が増えている」
「人生、もっと刹那的に生きても良いのかもしれない」
「彼女と刹那的な関係を持ってしまった」
「刹那的思考に陥ってしまった」
刹那を使うと、なんとなくカッコよく聞こえますね(;´Д`)
刹那の類語や英語表記は?
ここでは、刹那の類語や英語表記を紹介します!
一瞬、咄嗟、瞬く間、一弾指、
ちょっとの間、瞬時、瞬間、など
はかない、一時的、短期的な、
つかの間の、瞬間的、短命、など
快楽主義、目先のことしか考えない、など
刹那:moment(モーメント)
刹那的な:momentary
刹那主義:the principle of living only for (the pleasure of) the moment.
ちなみに、刹那の対義語は「劫」「永劫」です。
未来永劫などと使います。
刹那について、いかがでしたか?
刹那的に生きるのもいいかもしれませんね(;´∀`)
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