ビリケンの由来や意味とは?大阪通天閣で足の裏を触ると何故ご利益が?「ビリケン」ってなに?大阪通天閣にある「ビリケンさん」。どんなものなの?「ビリケン」の由来や意味は?足の裏を触るとどんなご利益があるの?そんな気になる「ビリケン」についてわかりやすくカンタンにご紹介します!
ビリケンとは?どんなものなの?
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ビリケンとは、裸の子どもの姿をした幸運の神様の像のことです。
見た目の特徴は、頭頂部が尖っていて、顔は眉毛が上部の方に吊り上がっていて、にんまりと笑顔を見せています。
ビリケンの背後には仏像の輝きを表したようなものがそなえられており、色は『金』が主流ですが、『茶色』や『黒』もあります。
ビリケンは一カ所に留まらず様々な場所に点在しているのですが、最も有名なものであると、通天閣の展望台にあります。
(ちなみに現在3代目のビリケンさんだそうです(^O^)/)
大阪府外にもあるのですが、神戸にある松尾稲荷神社や三ノ宮、それから箱根湯本駅のホームでも会えちゃうのです!!
大阪以外にも点在しているなんて驚きですよね(@_@)!
ビリケンの由来や意味
大阪ではとても馴染みのある神様でありますが実のところ、昔から世界中で愛されている神様なのです。
ビリケンは1908年(明治41年)に誕生しました。
ビリケンは日本発祥なのではなく、実はなんとアメリカのカンザス地方生まれなのです。
「フローレンス・プリッツ」(Ms. Florence Pretz)さんというアメリカのあまり裕福ではない女性の芸術家によって製作され、彼女の夢の中で出てきた神様をモデルに作られました。
「フローレンス・プリッツ」さんが先述の夢を見た当時の大統領が「ウィリアム・タフト」という名前であり、彼の呼び名が「ビリー」であったことから「ビリケン」と名付けられているのが有力です( *´艸`)
「ビリケン」を気に入った人達がこれは売れると確信して販売をすることを決意し、彼らはビリケン商会(The Billiken Co.)という会社を設立!
そして、1908年には像ではなく一般の家庭にも置けるような「ビリケン人形」を発案しました(=゚ω゚)ノ
この「ビリケン人形」が幸せを呼ぶ幸福の神様として大人気となり、1909年から1912年までの三年間、ホースマン社という会社が販売しました。
ホースマン社は発売を開始してからというものの、たった半年の間で200,000個もの販売を記録し、ビリケン人形は爆発的大ヒットしました♪
このようなことから、「ビリケン」と呼び捨てにしないで「ビリケンさん」と、「さん」を付けて敬っている人がいる理由も頷けますよね!
足を触るとどんなご利益があるの?
みなさんはビリケンの足の裏を摩ったことはありますか?
実はビリケンの足の裏を摩ると願い事が叶うという言い伝えがあり、ビリケンは現在でも人気がり参拝者が後を絶えません。
何故、ビリケンの足の裏を摩ると願いごとが叶うのかというと、
ビリケンは写真にあるように手が短くてお腹がぽっこり出ているので足の裏が痒くなったときに手が足に届きません。
ですので、参拝者がビリケンさんの足の裏を摩ってあげるとビリケンさんが喜んでくれるからという理由なのです(*’ω’*)
このようなことから、ビリケンさんは自分の足を触ってくれた人の願い事を叶えてくれるという言い伝えが始まったのです♪
ビリケンさんは子どもの姿をしたメタボ様だったのですね!
とっても可愛らしいエピソードですね(≧▽≦)
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