インセンティブの意味とは?使い方や具体例を紹介!日本語の類語は?「インセンティブ」という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、その言葉の意味をしっかりと理解して使えていますか?インセンティブという言葉の使い方や具体例、日本語の類語を合わせてご紹介します!
インセンティブの意味
インセンティブとは、目標を達成したりモチベーションをあげるための誘因となるようなご褒美のことを言います。
主にビジネスシーンでよく使われる言葉です。
頑張って目標達成した企業(社員)には報奨(金)を、といういわゆる”インセンティブ制度”を設けるのは、制度を受ける企業や社員にとっても、制度を設ける企業側にとっても、両者にとっていいことなのです。
制度を受ける企業や社員からすると、やはり報奨(金)があるのとないのとでは頑張り甲斐が違いますし、その制度があるから頑張れる、というように働くためのモチベーションを保つことができます。
インセンティブを受ける側はいいことがあるのはわかりましたね。
では、インセンティブを設定する側である企業にとっては何が利点なのでしょうか?
一見不思議に思うかもしれませんが、インセンティブを設定する側である企業にとってもいいことがあります。
インセンティブを設定する側である企業は、質のいい仕事を望んでいるため、仕事を競わせることにより、より質のいい仕事をしてもらえるのです。
また、ただ募集しただけでは人が集まらない仕事でも、インセンティブを設けることによって、やる気を促すということもあります。
インセンティブを受ける側は頑張る代わりに報奨をもらえる、そしてインセンティブを与える側は報酬を出す代わりにいい仕事をしてもらえるという、双方にとってWin-Winの関係を築くことができるのです。
インセンティブの使い方や具体例
インセンティブという言葉の使い方を具体的に見てみましょう。
主な使い方としては、やる気を促したり誘導したりするようなときに使います。
「営業実績に応じて基本給に加えてインセンティブを支給します」
「最近職場の士気が下がっている気がするから、インセンティブ旅行を計画しよう」
頑張ることで報酬がもらえるというのは、社員のやる気がアップしますよね。
そして企業としても、より質の高い業務実績が生まれたり、現場の士気があがったりと、報酬を払う代わりに企業として得られるモノが大きいです。
社員にとって、報酬というのは自分の頑張りそのものですよね。
ただし、働き方や仕事に対するモチベーションというのは人それぞれのため、自分はこれだけ頑張っていて、あの同期は楽ばかりしているのに同じ給料なんて嫌だ、と思っている人も多いことでしょう。
そんな時にインセンティブ制度があると、頑張りに対する正当な報酬がもらえると実感できますよね。
インセンティブの日本語の類語
インセンティブの日本語の類語をいくつかご紹介します。
・対価
財物や労力などを提供する代わりに受け取る報酬のこと
・見返り
相手に何かしてもらったことにこたえて、その人に何かしてあげること
・賞与
毎月の給与とは別に功労をたたえて支給する金品のこと
どの言葉も、何かを頑張ったことに対する報酬、という意味ですね。
最近では一般的に使われるようになってきた、外国語由来のカタカナ語。
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