グリッサンドの音楽記号の意味とは?ギターやピアノの楽譜でよく見る?グリッサンドってご存知ですか?音楽記号として使われるグリッサンド。ギターを演奏するときに見かけることが多いと思います!「グリッサンドってどんな意味?」「ギターやピアノの楽譜でよく見かけるけどよく分からない!」というそんなあなたに分かりやすくご紹介したいと思います♪
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グリッサンドの音楽記号の意味とは?
イタリア語が語源の「グリッサンド」ですが、次のような意味があります♪
グリッサンド glissando(gliss.)=高さの異なる音から音の間を滑らせるように区切ることなく演奏すること!
とはいってもよくわからない方も多いと思います(;・∀・)
百聞は一見に如かず!ということで参考までに動画でご紹介!☆
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=1vElwA7eDXo&w=854&h=480]
「グリッサンド」はポピュラー音楽演奏するときによく使われ、かっこよく華やかな印象を与えることができる奏法です。
記譜の方法
グリッサンドの記譜の方法には種類があるんです。
〇始まりの音と繋げる音を直線か波線で結んでいる。
〇音符の上に gliss. の音楽記号を表示している。
〇演奏される音が全て書いてスラーで結ばれて gliss. と表示されている。
記譜の仕方だけで3種類もあるのは驚きですね!!楽譜上でgliss.という音楽記号を見逃さないようにしましょう!
「ポルタメント」とは
「グリッサンド」とよく似た音楽記号に「ポルタメント」という記号があります!
どちらも2つの音を繋げるといった意味では同じなんですが、少し違うところがあるのでご紹介します!♪
ポルタメント portamento(port.)=音と音の間を最初はゆっくりで、後半で変化させ抑揚をつけること!
グリッサンドはピアノなどで使われることが多く、「ポルタメント」は声や弦楽器など滑らかに繋げることが出来る時に多く使われます!
「グリッサンド」は変化する速さは同じですが、「ポルタメント」は変化させる時に速度が変わってきます。
どこからどこまでがどっちだ!といった決まりははっきりとはありません。それだけこの二つはよく似た音楽記号だということになります。
ギターやピアノの楽譜でよく見る?
ギターでのグリッサンド
ギターでグリッサンドを使うときは、「どこからどこまで使う」と厳密に決まっていません。
テレビなんかでエレキギターを演奏していることってありますよね。その時に音が「ギュイーン♪」と聞こえるところがグリッサンド奏法を使っているところなんです♪
ピアノでのグリッサンド
ピアノでグリッサンドを使うときは、内側から外側にへ、外側から内側へ弾く方法があります。この時に、指が痛くなってしまうことがあるので注意してくださいね!!
ちなみに・・・
〇内側から外側へ
右手で低い音から高い音へ弾く時、左手で高い音から低い音へ弾く時が内側から外側へ演奏するとき。
〇外側から内側へ
右手で高い音から低い音へ弾く時、左手で低い音から高い音へ弾く時が外側から内側へ演奏するとき。
〇黒鍵の場合
黒鍵の場合、中指と薬指を使うことで滑らかに演奏することができます。
グリッサンドが使われている曲
・ガーシュウィン 「ラプソディ・イン・ブルー」
・ベルリオーズ 「幻想交響曲」
・ストラヴィンスキー 「管弦楽のための協奏曲」
・藤家虹二 「きょうりゅうがまちにやってきた」
・小柳ルミ子 「瀬戸の花嫁」
などなど♪みなさんが知っている曲もあるのではないかと思います!ほかにもぜひ調べて聞いてみてください!
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