テーラーの意味とは?仕事はスーツ関連だけ?年収や女性がなれるのかも調査!テーラーという言葉、一度は耳にしたことがありますよね。でも実際、にテーラーってどんなお仕事なの?テーラーの意味は?女性のテーラーっているの?年収はどれぐらい?そんなテーラーについて今回は調査しました!!
テーラーの意味とは?
テーラー(tailor)とは、テイラーとも呼ばれ、衣服の仕立てや仕立てを仕事とする人のことです。
よく日本では、スーツなどを注文して作ってもらうことを、オーダーメイドといいますが、オーダーメイドは和製英語なので、テーラーメイド(Tailor Made)が英語表記の正式なものです。
・紳士・婦人用のスーツやコートなどを受注生産する仕立て屋のこと。
・生地選びから始まり、採寸、型紙作り、裁断、仮縫い、本縫い、仕上げと洋裁を職業にする人のこと。
テーラーになるためには、特に資格は必要ありませんが、テーラーとして働くために有利な国家資格に<紳士服製造技能士>という資格があります。
紳士服製造技能士とは特級・1級・2級・3級他があり、合格率がとても低く、特級に至っては22.1パーセント(平成29年度)となっています。
非常に難しい試験なんですね。
テーラーの仕事はスーツ関連だけ?
前にも書きましたが、テーラーの仕事は、衣服を受注生産する、仕立て屋さんです。
なので、スーツ以外にも、コートやジャケット、シャツやネクタイなどを作ってくれます。テーラーは世界に一つだけ、依頼された人物のためだけに衣服をデザインし、仕立てあげる高度な技術を持ったプロの職人さんなのです!!
・スーツ
・コート
・ジャケット
・シャツ
・ネクタイ
テーラーの年収は?
テーラーになるためには、専門学校や大学で服飾について学び、服飾ブランドや紳士服メーカーに就職することとなります。
初任給は17万円~20万円ほど。
勤め先によって変わりますが、30代で330万~500万円といわれています。
参考までに、年代別の平均年収で30代男性は450万円ほどとなっています。
テーラーは、高級紳士服を仕立てることを主に仕事にしていますが、これは景気によって大きく左右される仕事です。
景気が悪ければ、高級紳士服の売り上げが低迷し、年収にも響くことになります。
厳しい世界なんですね。
テーラーって女性がなれるの?
テーラーの世界は、男性社会と言われてきましたが、近年女性テーラーが活躍しています。
英国紳士服の聖地として有名な<ザヴィル・ロウ>。<ザヴィル・ロウ>は200年以上の歴史を持つイギリス・ロンドンにある有名な仕立て屋が並ぶストリートのことです。
その歴史ある<ザヴィル・ロウ>に2016年、初の女性テーラー<キャサリン・サージェント>が誕生しました!
ザヴィル・ロウ一番地にある英国王室ご用達に指名されているイギリスを代表するテーラー<ギーブス&ホークス>で女性初のヘッドカッターになる。
2012年に独立し、2014年ブルックストリートにアトリエをオープン、2016年、英国紳士服の聖地と言われる<ザヴィル・ロウ>で女性初のテーラーとして店舗をオープンする。
キャサリン・サージェントのザヴィル・ロウにある店舗には、メンズジャケットやスーツだけでなく、レディースのジャケット・スーツも展示されています。
彼女は、「サヴィル・ロウは昔ながらの男っぽいテーラー街だけれど、自分の店はメンズ・レディースともにアピールするものにしたい」と女性ならではの視点で語っています。
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