参加と参画の違いとは?参与や協働や参集などの類語との使い分けや例文も!参加と参画の違いについて知っていますか?参与や協働や参集など類語がたくさん!混同して使ってるかも!?使い方がよくわからない!どうやって使い分ければいいの?例文を見て正しく言葉を使い分けよう!
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参加と参画の違いとは?
なんとなく、「参加」は気軽そうなイメージで、「参画」は堅苦しい印象ですよね(・∀・)
区別しないで使っている人もいますが、同じようで少し意味が違う「参加」と「参画」の違いについて説明していきます!
参加(さんか)の意味と例文
参加の意味
・(ある目的をもった)集団や団体、組織などに加わる
・すでにあるものに仲間として加わる
・集まりに加わるだけ
例文
・バスケ部に参加する
・パーティの参加者を募集する
どんな集団でもいいので仲間入りする状況ってところがポイント!
参加の「加」は加わるの「加」ですね(`・ω・´)
参画(さんかく)の意味と例文
参画の意味
・事業や政策に加わる
・計画段階から積極的に加わる
・計画の相談に加わる
例文
・アメリカでの新しいプロジェクトに参画することになった
・ロケット開発事業への参画を決定した
加わる先が何かの計画ってところがポイント!
参画の「画」は計画の「画」ですね(`・ω・´)
ちなみに、参画の読みは、「さんかく」ですよ!
私はずっと「さんが」かと思ってました・・・(;^_^A
つまり・・・
「参加」も「参画」も、どちらも「ものごとに加わる」と言う意味ですが、ニュアンスが異なるんですね!
ものごとに主体的に「参加」するときに「参画」が使われます。
あるイベントに加わるのは「参加」で、そのイベントの企画や運営に加わるのは「参画」となります。
もし、「参画」との使い分けに悩んだら、「参加」の方が一般的に使われている言葉なので、「参加」を使った方が良いでしょう。
参与や協働や参集などの類語との違いは?
参与、協働、参集・・・?
同じような熟語がたくさんあって、混乱しちゃいますね(´;Д;`)
でも心配いりません!
一つずつ解説していきます!
参与(さんよ)の意味と例文
参与の意味
・ものごとに関わり合うこと
・事業や計画の一員として加わること
・計画などの相談を受けること
例文
・国政に参与する
・開発計画に参与する
参画と同じような意味で使われています。
協働(きょうどう)の意味と例文
協働の意味
・複数の人が、何らかの共有の目標に向かってともに力を合わせること
・同じ目的のために、力を合わせて活動すること
例文
・地域の協働活動を行う
・グループで協働学習をする
共同と協働と協同について
全部同じ「きょうどう」の読み方で、紛らわしいですね(´;Д;`)
複数の人が協力して事にあたるという意味が共通していますが、ちょっとずつニュアンスが違います。
共同→同じ条件で対等に関わること
例:共同トイレ、共同経営
協働→協力しながら一致団結して働くこと
例:協働学習、協働事業
協同→心と力を合わせて助け合いながら仕事などを行うこと
例:協同組合、市民協同
参集(さんしゅう)の意味と例文
参集の意味
・寄り集まること
・大勢の人が集まってくること
例文
・イベントには大勢の人が参集した
・会場にご参集の皆様
参加、集合という意味で使われることが多いです。
参加と参画の違いや類語の違いを例文で観てきましたが、いかがでしたでしょうか。
意味が分かったことでこれから使い分けができますね。
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