バフンウニの由来とは?馬糞と関係?旬/値段/ムサラサキウニとの違いも!バフンウニを知っていますか?美味しくてメジャーなウニですが、なぜバフンウニと名付けられたのかその由来や馬糞との関係そして、バフンウニの旬の時期や値段、ムサラサキウニとの違いも徹底比較していきます!
バフンウニの名前の由来は?馬糞と関係ある?
『バフンウニ』一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回はバフンウニの由来などについて詳しく解説していきます♪
バフンウニは、オオバフンウニ科に属するウニの一種で、日本、朝鮮半島、中国沿岸の浅海に生息しています。
日本では昔から食されています。
バフンウニの大きさは、直径4センチ程、高さ2センチ程度の中型の大きさです。
とげは短いですよ。
実は黄色がかっていて卵の黄身によく似た色をしています。
実は、バフンウニの名前の由来は、名前の通り馬糞に似ていることから名付けられました。
見た目そのままが名前になっています。
なんだかかわいそうですね。
とげも短く、色も緑がかったものが多く、牧草を含んだ馬糞と似ているのも由来となった理由です。
バフンウニの旬の時期、値段は?
気の毒な名前となったバフンウニ、味は非常に美味で高値で取引されています。
そこで、バフンウニの取れる場所、旬の時期、値段について調べました!
バフンウニは主に北海道、本州から九州まで多くの場所で収穫できます。
- 北海道地方:日本海側かオホーツク海側か太平洋側かで取れる時期が違います。
・6月~8月 : 日本海側(小樽、積丹半島など)
・2月~7月 : オホーツク側(羅臼、枝幸など)
・1月~3月 : 太平洋側(襟裳)
北海道では特に各産地のウニが出揃う6月中旬~7月が美味しく頂ける旬の時期を迎えます。
- 東北地方:三陸地方を中心に収穫できます。時期は6月~8月が旬に当たります。
- 北陸地方:越前地方を中心に収穫できます。時期は6月~8月が旬に当たります。
- 瀬戸内地方:山口県を中心に収穫できます。時期は6月~8月が旬に当たります。
バフンウニの価格については、値段は1000円程度のものから高級なものであれば、10000円を超すものがあります。
安いものは加工をされているものです。
高いものは産地が厳選されていたり、生の状態で食べられるものであるため、自然と値段が高くなっています。
ムラサキウニとの違いとは?
ウニには、バフンウニと共によく食べられるものとしてムラサキウニがあります。
ここではバフンウニとムラサキウニとの違いも調べました。
見た目、味、旬、値段の観点で調べています。
- 見た目の違い:ムラサキウニは見た目は、紫の混じった黒色をしています。
大きさも6cm程度とバフンウニより少し大きく、大きな違いは棘の長さです。
ムラサキウニは棘が長く、バフンウニとの違いはこの点で大きく違います。 - 味の違い:ムラサキウニは、淡泊で上品な甘みがあると言われます。
一方バフンウニは濃厚で甘味が強いといわれます。
実の色がバフンウニは黄色がかっており、甘味が強く感じられると思います。
特に北海道で取れるバフンウニは非常に美味といわれます。 - 旬の時期:ムラサキウニの旬の時期は6月から8月といわれます。
北海道で取れるバフンウニと同じ旬の季節となります。
バフンウニとは少し旬の時期が異なるようです。 - 値段:加工の方法などで値段が違ってきますが、生で食せるものが値段が高いです。
ムラサキウニに比べバフンウニのほうが値段が高いです。
これはバフンウニのほうが収穫できる量がムラサキウニに比べ随分少ないということが理由です。
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