利くと効くの違いや意味は?薬やダシでの使い分けは?例文も紹介!今回は「きく」という言葉について調べていきます。「きく」には色々な漢字がありますが、この記事では利くと効くの違いと意味についての紹介です。薬やダシなどでの使い分けがあるのかどうか、そして例文も一緒に載せていこうと思いますね。
利くの意味とは??
利という漢字は「り」と読みますがその他にも「きく」という読み方もできます。その利くの意味について調べていきます。
「利く」というのは一般的に「機能が働く」もしくは「できる」という意味で使われることが多いです。
分かりやすいところで言うと、「鼻」「目」「耳」が利く。
つまりそれぞれの機能が正常に働いているという意味合いになります。
その他には「押しが利く」「無理が利く」「融通が利く」などの使い方もあります。
「口を利く」に関しては「物を言うことができる」の他に「斡旋する」という意味にもなります。
後者の使い方ならば「知り合いに口を利いてもらった」などと言った使い方をします。
効くの意味とは??
それでは利くと同じ読み方の効くについての意味を調べていきましょう!!
効くの意味とは一般的に「期待通りのいい結果が実現する」と言う意味合いを含んでいます。
簡単に言うと「薬」「ブレーキ」が効くという風な使い方をします。
効くという漢字は「効果」「効能」という単語にも使用されています。つまりは効果及び効能とつく文章の時に使う「きく」は効くの方になるということです。
利くと効くの違い
そう説明されてもこの場合は利くと効くどちらを使えばいいか迷う場合もあるでしょう。その二つの違いをもう少し説明していきます。
一番わかりやすいのが効果が出た、効果があったという時に使うのが「効く」であり、それ以外で使うのが「利く」になるので、顔がきくの場合は「利く」を使います。
では、ワサビやからしなどの調味料の場合はどちらになるかと言うと「ぴりっとした刺激物を含み持っている」という慣用表現として辞書に載っているのは「利く」の方なのですが、一般的に使う場合には「効く」という漢字の方が多いみたいですね。
薬やダシでの使い分けは??
前にも少し説明したと思いますが薬及びダシでの使い分けについてももう少し詳しく書いていきたいと思います。
薬の場合は、効果若しくは効能と言う意味を持つので「効く」の方を使うことが正しいでしょう。
では、ダシの場合はどうなのでしょうか??ワサビならば慣用表現からすれば「利く」、しかし普通に使うのであれば「効く」となるということは、ダシの場合もそれが当てはまると考えていいと思います。
まあしかし、どちらの漢字を使うか迷った時は例のごとくひらがな表記を推奨します。
利くと効くの例文
利くと効くの違いを紹介しようと思うのですが、最初に説明したことを繰り返す形になるかもしれませんがそれでも分かりやすく例文を載せるので参考にしていただきたいと思います。
頭痛薬が効いた。
根回しが効いた。
宣伝が効いた。
などと効くについていはいろいろ使い方があるのですが「利く」についていえば、鼻が利く、目が利く、無理又は応用が利くと色々違いがあるみたいです。
つまりは、
鼻が利く。
耳が利く。
応用が利く。
無理が利く。
と言った感じでしょうか??
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