ランプ肉の部位や由来!特徴はかたい?おすすめの焼き方や豚との違いも!ランプ肉を知っていますか?おいしい赤身として人気の高いランプ肉。ランプ肉はどこの部位?ランプ肉の名前の由来は?ランプ肉は硬い肉?おすすめの焼き方や豚との違いも含め、ランプ肉について解説します!
カルビとかロースならよく聞くけど…
脂は少なめでヘルシーなのにやわらかくておいしいお肉なの。
ランプ肉はどこの部位?由来は?
ランプ肉は、サーロインにつながっている腰からもも、お尻にかけての部位です。
もも肉を構成している数々の部位の中でも最も味が良いと言われています。
ランプ肉の名前の由来は、英語の「rump」から来ています。
rumpは四足獣の尻、牛の尻肉という意味です。
ランプ肉下側のしっぽ付近の肉はイチボと呼ばれ、ごく少量しか取ることができない特に希少な、ひときわ柔らかい通好みの部位です。
ランプ肉とイチボをあわせてランイチと呼びます。
ランプ肉の特徴は?かたい?
ランプ肉の特徴は、肉質がきめ細かく、サシは控えめで上品な味わいの赤身肉であることです。
こってりした味が苦手で、ヘルシーな赤身肉が食べたいという場合に最適です。
ランプ肉はもも肉の中でも特に柔らかい旨味の強い部位ですので、硬さを感じることはほぼありません。
イチボと比べると若干硬い程度です。
他の特徴としては、サーロインやフィレに並ぶ高級な部位の中では比較的リーズナブルであることが挙げられます。
また味が良く、使い勝手がいいので焼き肉、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶなど様々な料理に使えます。
ランプ肉のおすすめの焼き方、豚との違い
おすすめの焼き方
おいしい焼き方の一例をご紹介します。
1.ランプ肉を常温に戻します。
ランプ肉に2センチほどの厚みがある場合は、焼く前に軽く塩を振っておくと味が入りおいしくなります。
2.ランプ肉は脂が少ないため、バターを入れて油分を補います。
3.バター大さじ1ほどを溶かして弱めの中火で優しく肉を焼き、バターは焦がさないようにしながら、表面に焼き色がついたら裏返します。
4.その後、オリーブオイルを大さじ1ほど入れます。
オリーブオイルは温度が上がりにくいため、肉への火の通りを優しくするために加えます。
5.両面を焼いたら、肉を立てて側面も火を通します。
6.最後に塩コショウで味を整えて出来上がりです。
両面は焼き目をつけながらも、じっくり弱めの火で焼くことがポイントです。
ランプ肉はもも肉の部位なので水分量が多く、強い火で焼いてしまうとぱさついてしまいます。
豚のランプ肉は?
ランプ肉というと主に牛のものを指しますが、豚にもランプ肉があります。
しかし豚のランプ肉は牛のランプ肉に比べると、めったにお目にかかれません。
何故かと言うと、豚のランプ肉は豚モモのスライスや切り落としとして販売されることが多いからです。
部位の塊肉にすると手間ひまかけて処理をしなければならず、コストパフォーマンスの面においてもあまり好ましくないため、豚ランプ肉として部位で売っているお店は少ないのです。
しかし豚のランプ肉もまた牛肉のランプ肉と同様に、柔らかくてどんな料理にでも合います。
特にポークソテーやトンテキなどにして食べるととてもおいしいので、見かけたら是非お試し下さい。
そのへんって脂が多そうな感じがするけど、ランプ肉はあっさりした赤身肉なんだね!
ランプ肉は特にカロリー控えめで栄養価が高いから、健康にも良いのが嬉しいところね。
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