ハスカップとは?栄養豊富で美容効果がある果物ってほんと?味や育て方まで調査!

ハスカップとは?栄養豊富で美容効果がある果物ってほんと?味や育て方まで調査!ハスカップという果物を知っていますか？栄養が豊富で美容効果まで期待できる？気になるハスカップの味はなにに似ている？その育て方まで徹底調査します！果たしてハスカップはどんな果物なのでしょうか？！

 

 

ハスカップってなに？

 

ハスカップという果物の名前を聞いたことがありますか？あまり馴染みがないかもしれませんが、実は最近密かに人気なんですよ♪

 

 

ハスカップはアイヌ語の名前ですが、和名のクロミノウグイスカグラという鶯神楽（ウグイスカグラ）の仲間です。鶯神楽は熟すと実が赤くなり食べられますが、これの実が黒いものがハスカップと呼ばれるため、「黒実の鶯神楽」という和名になっています。

 

ただし、日本では一般的にアイヌ語のハスカップで呼ばれることの方が多いようです。和名は頭の隅に入れておくといいかもしれません。

 

ハスカップの栄養がすごい？

ハスカップが密かに注目されている訳を、ご存知でしょうか？その秘密はハスカップのもつ栄養にありました！

 

ハスカップは昔からアイヌの人々に「不老長寿の実」として珍重されてきたほど、その栄養価が高いとされています。ハスカップがもつ栄養は以下の通りです！

 

 

ビタミンやミネラルが多いのが特徴ですが、この栄養素ひとつひとつが注目される由縁なのです！

 

アントシアニンの効果は？

ハスカップに豊富に含まれる栄養のひとつ、アントシアニンはポリフェノールの一種で、視力の低下を予防する効果があります。また、眼精疲労の回復などにも効果があるため、目を酷使する人にはお勧めです。

 

それだけではありません！アントシアニンには体の老化や種々の疾患に深いかかわりのあるといわれている活性酸素を除去する抗酸化作用も期待されるため、アンチエイジングや生活習慣病予防にも最適です。

 

ビタミンCの効果は？

アントシアニンと同様に、ビタミンCもまた、抗酸化作用をもっておりアンチエイジングが期待できます。また、ビタミンCはコラーゲンをつくるのに必要ですが、水溶性ビタミンのため体に蓄積できず、尿などと一緒に排泄されてしまいます。美容のためには毎日摂ることが大切です！

 

また、ストレスを抑制するホルモンを作ったり、喫煙習慣のある人はビタミンCが壊れやすいため、毎日摂りたい栄養です。

 

鉄分の効果は？

鉄分は血液に多く存在し、赤血球内のヘモグロビンを作るもとになる大切な栄養素です。これが不足すると、貧血になります。特に女性は鉄分が不足しがちなので、意識して摂りたいですね。

 

また、鉄分は全身に酸素を運ぶ力を助けるため、不足すると倦怠感が強くなるほか、疲れやすくなったりするので注意が必要です。

 

カルシウムの効果は？

カルシウムは皆さんもご存知の通り、乳製品に多く含まれ骨や歯を丈夫にします。そのため、骨粗鬆症予防に効果的です。

 

意外と知られていないですが出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持や活動に重要な役割ももっているため、生活に欠かせない大切な栄養素ですよ！

 

ハスカップってどんな味？

 

ハスカップのもつ効果も分かってきたところで、どんな味がするのかが気になるところですよね。見た目は小さいプルーンやブルーベリーのようですが、実際味はどうなんでしょうか？

 

ハスカップは野生のものでは酸味が強いですが、栽培されているものはブルーベリーに似ているとされています。ただ、ブルーベリーよりは酸味が強く甘さもあり、後味がすっきりしているのが特徴です。

 

ハスカップは北部で栽培されていることからも流通が難しく、冷凍で販売されていることが多いようです。より多く手軽に試すには、ワインやお菓子、ジャムなどに加工されたものがありますので、そちらで試すのがいいかもしれませんね♪

 

家でもハスカップは育てられる？

 

家庭菜園などをやる人は、育てられるなら育ててみたいという方もいるかもしれません。実際に、育てることは可能なんでしょうか？

 

ハスカップは基本的に北海道などの寒い地域で作られています。そのため、本州では高山植物として知られており、育てる環境を整える必要があります。

 

育てる環境は、日当たりが良く、水はけが良い環境を好むことを念頭に考えます。そして暑さに弱いため、夏場などに寒冷紗で遮光をするなどの夏越し対策が必要なほか、樹木も１～2メートル程までの高さになるため、ある程度のスペース確保が必要です。

 

苗木は通販などで手に入りますが、実際に１２月から3月の間に苗木を植え付けてから、肥料を与えたり剪定や間引きをしたり、害虫対策が必要になってきます。

 

収穫までの間に長く手間をかける必要があるため、育てるのはマメな手入れが出来る方向けですね。育てるのを楽しみたい、という方以外は加工品や冷凍のもので手軽に摂るのがおすすめです！笑
 

 

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