奇跡・奇蹟・軌跡の意味や違い(使い分け)とは?使い方や例文も調査!日常生活で“きせき”という言葉を聞くことも多いと思います。いくつか表記がありますが、皆さんは正しく使えているでしょうか?そこで今回は奇跡・奇蹟・軌跡の意味や違い(使い分け)、使い方や例文まで調査します!
奇跡・奇蹟・軌跡の意味は?
まずは、奇跡・奇蹟・軌跡のそれぞれの意味を知りましょう!
奇跡・奇蹟
…通常では起きないような事が起こることです。神が起こす現象を指しますこの他以外にも、人の思いや宗教的な解釈などあらゆる意味付けがなされる言葉です。普通は良いことが起きた場合の意味で使われることが多いです。英語だとmiracleです。
軌跡
…車輪の通った跡。轍。先人の行いの跡。ある人や物事がたどってきた跡。数学用語としては、点が一定の条件に従って動く時に描く図形という意味もあります。その中でも一般的には、先人が成し遂げた偉業や偉業を成し遂げるまでに辿った道のりのことを意味します。奇跡・奇蹟とは意味が全く違います。
奇跡・奇蹟と、軌跡は全く違う意味ですね(^^)皆さんは知っていましたか?
しかし、神が起こした現象なのかどうかなんて、私たちには分からないですよね…そこを次の項で詳しく説明していきます!
奇跡・奇蹟・軌跡の違い(使い分け)は?
次は、それぞれの使い分けをみていきましょう。
上記に示したように、奇跡と奇蹟はほとんど同じ意味を表していますが、ちゃんと違いがあります!
どちらも常識では考えられない不思議な出来事を表します!神の力によってなのかどうかで違います!
奇跡・奇蹟ともに、常識では考えられないような不思議な出来事を表す言葉です。単なる不思議な出来事は「奇跡」、キリスト教の聖書において神の力によって起きた不思議な出来事は「奇蹟」という使い分けします。
しかし、皆さんは日常で起こった不思議な出来事が神の力によって起こったことだと判断できるでしょうか?できないと思います。もちろん、私もできないです。
現実で起こった不思議な出来事は神の力によって起こされたのかどうかを証明する術はないため、「奇跡」というわけです。
“きせき”の他にも、“よげん”が同様に神に関わるかどうかで表記が変わってきます!
発言の主が神の場合は「預言」、将来のことを予測して語っている場合は「予言」の表記になります!
漢字表記の違いに神の力が関わってくるなんてびっくりですね!
皆さんは神の存在を信じますか?
奇跡・奇蹟・軌跡の使い方や例文は?
次はそれぞれの例文をみていきましょう!神の力によって起きた不思議な出来事を表す“奇蹟”は日常で使用することはほぼないので、今回は“奇跡”と“軌跡”の例文を紹介します(^^)
「夢のような奇跡が起こった!」
「怪我がなかったのが奇跡だ!」
「人生の軌跡を辿る」
「先人達の軌跡を辿る」
のように使用します!
上記でもお伝えしましたが、奇跡・奇蹟と軌跡は意味が全く違いますね(^^)最近は手書きではなく、携帯やPCで変換することの方が多いと思うので、これをきっかけに正しい“きせき”を変換できるようにしましょう(*^^*)
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