猪突猛進の意味や良い時の使い方とは?例文や英語での言い方も調査!猪突猛進という言葉の意味を知ってますか？悪い意味に捉えられがちだけど実際いい意味もある？良い時の使い方やこれから使える例文から英語での言い方までご紹介！今日は猪突猛進について解説します！
猪突猛進の意味とは？
お前は猪突猛進なところがある、なんて言われますがその言葉の意味を知ってますか？意外と、なんとなくで使ってる人も多いんじゃないでしょうか。
猪突猛進とは
周囲に人のことや状況を考えずに、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進むこと。
猪突猛進の「猪突」はイノシシがまっすぐに突進するということに由来しています。「猛進」はものすごい勢いで突き進むことを表すため、２つ合わせてひたすら目標に向かって突き進むことを意味します。
猪突猛進の良い時の使い方とは？正しい使い方を解説！
猪突猛進と聞くとなんとなく、向こう見ずな行動をするというあまり良いイメージが浮かばない人も多いと思いますが、実際に悪い意味の言葉なんでしょうか？
猪突猛進の意味は「ひとつのことに向かって猛烈な勢いで進むこと」という点だけ見ると、なんだか目標に向かって周りの目を気にせずにつき進める人なんだから良い意味もあるんじゃないかと思ってしまいますよね。
でも、「周囲の人のことや状況を考えずに」という意味がつくことを忘れてはいけません。身勝手なところがある、というネガティブな意味を持った言葉なので、褒め言葉として使おうとすると失礼になってしまいますよ。
もし、似たようなニュアンスで褒め言葉として使いたい場合は、こんな四字熟語が良いでしょう♪
『勇往邁進（ゆうおうまいしん）』
怖がることなく、勇ましく前に進み続けること
『直往邁進（ちょくおうまいしん）』
怖がることなく、真っ直ぐに進み続けること
褒めるときに猪突猛進という言葉を使うなら、「あの人は猪突猛進なところがあるが、行動に移すのが早くて実行力がある。」など、ポジティブなワードを添えてあげましょう。
猪突猛進は英語で何ていうの？
世界のどこにでも、向こう見ずな行動をする人はいるものです。日本ではそんな人を猪突猛進と言いますが、英語では何というのか知ってますか？
英語では主に「rush recklessly」や「make a headlong rush」が猪突猛進の意味を表す言葉になります。
「reckless」は無謀という言葉を意味し、「headlong」は向こう見ずという意味を表します。どちらも日本語と同じようにあまり良い意味ではありませんね。
猪突猛進の対義語は？
あ猪突猛進の意味や正しい使い方まで分かったところで、あわせて覚えておきたいのが対義語です。いくつかご紹介するので、この機会に覚えておきましょう！
『熟慮断行（じゅくりょだんこう）』…十分に考えたうえで、思い切って実行する事
『深慮遠謀（しんりょえんぼう）』…深く考え遠い将来のことを見通すことで、抜かり無く計画を立てること（深謀遠慮とも言う）
『三思後考（さんいこうこう）』…しっかりと考えた後に行動をすること
『千思万考（せんしばんこう）』…何回も思考してみること
日本語はたくさんの表現があって、細かなニュアンスが難しい言語でもあります。でも、正しく使えたらカッコいいですよね。言葉のもつ意味をしっかりと知って、間違った使い方をしないように気を付けましょう♪
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