おやきの由来や意味とは?発祥は長野?今川焼きや大判焼きとの違いも!おやきって聞いたことありますよね?でも、おやきの由来や意味はご存じですか?長野が発祥なのでしょうか?同じようなイメージの今川焼きや大判焼きとの違いはなんでしょうか?今日はおやきについて徹底解説します!
おやきってなに?どんな食べ物?
おやきを食べたことがありますか?まんまるで、中に様々な具材が入っている郷土料理のひとつですが、具体的にどんな食べ物なんでしょうか?
おやきとは
小麦粉やそば粉などを水で溶いて練り、薄く延ばした皮で小豆や野菜などで作った餡を包み焼いた食べ物のこと。
餡の材料にはあんこの他に、野菜や山菜が用いられ、茄子・おから・きのこ・かぼちゃ・切り干し大根などがあります♪
どうしておやきって言うの?
なぜ、おやきという不思議な名前なのか疑問に思いますよね。その理由は単純でした♪
おやきは、漢字にすると「お焼き、御焼き」と書きます。調理法として、生地に餡を包んで焼いたことから由来しているとされています。伝統的なは囲炉裏の灰の中に入れて焼いたようですが、今ではフライパンなどで焼いてしまう事が多いようですよ♪
また、その調理の生地の配合や手順も様々で固いものやふっくらしたもの、焼き餅のようなものまで様々で、焼く・蒸す・焼いてから蒸す、など多様化しています。
おやき発祥の地は長野県?
おやきがどんな食べ物かは分かりましたね!では、この郷土料理はどこ発祥なのでしょうか?
おやきは信州、つまり今の長野県が発祥の地とされています。
その歴史は古く、長野県の北部で最も古いそばの栽培痕跡が縄文時代の遺跡から見つかったことから、おやきもそばと同じように縄文時代からあったのではないかと言われています!
長野県北部は、山間地や急斜面が多く稲作が難しかったため、稲を作るために小麦やそばが多く作られていました。
米があまり手に入らない中で、粉食文化として生まれたのが「おやき」でした。おやきは、お米の代わりだったんですね♪
今川焼や大判焼きとは違うの?
同じように、粉もので中に餡が入っているという点でも、今川焼や大判焼きと同じ?と思う方もいるかもしれませんが、実際どうなんでしょうか?
今川焼とは
小麦粉・卵・砂糖を水で溶いた生地に餡を入れて、金属製の焼き型で焼いた和菓子のこと。小判状の形をしたものを「大判焼き」と言っていたが、現在は二つに区別は無い。
今川焼と大判焼きは、同じものなんですね!おやきとの違いは、和菓子に分類され、甘い生地である今川焼に対し、おやきは生地は甘くなく、金型で均一な形に焼かれない主食としても用いられるという点でしょうか。
ただし、この今川焼のことを北海道や青森などの一部の地域では「おやき」と呼ぶため、混同されることがあるようです。
北海道でおやきという文字を見かけたときは、信州おやきではなく、今川焼であることを覚えておいた方がいいですね♪
お家でも簡単におやきは作れる?レシピをご紹介!
おやきが食べたくなってきてしまったあなた!長野まで行かないと食べれないって諦めるのは早いですよ!お家でも簡単に作れちゃうんです!
材料(生地8個分)
・強力粉…100g
・薄力粉…100g
・ベーキングパウダー…5g
・塩…ひとつまみ
・熱湯…150ml
作り方
①ボウルに粉類を入れ、熱湯を加えたら菜箸やスプーンで混ぜる。
②ある程度まとまってきたらよくこねて、ラップに包んで30分ほどねかせる。
③生地を八等分して丸めておき、お好みの具材を包む。
④フライパンに油を熱し、こんがりと焼き色が着くまで焼き、裏返して両面に焼き色を付ける。
⑤おやきの1/4程度まで熱湯を注ぎ、弱火にして蓋をし水分が無くなるまで蒸し焼きにする。
具材はお好みのものを詰めるだけですので、夕飯の残りなんかを詰めてオリジナルおやきにするのも楽しいですよ♪生地をこねる時は、熱いので十分気を付けてくださいね!
▼すごい口コミいいですよ!!♪食べてみたい方はチェック!!
4724
2661