真珠の石言葉の意味と名前の由来は?貝の種類や色の見分け方と英語のスペル・発音も!冠婚葬祭で女性が身につけたり、お祝いの品として贈られる真珠について知ってますか?真珠のもつ石言葉は?真珠の種類や、見分け方がある!英語表記まで、真珠の事を徹底解説します!
Contents
真珠ってどうやって出来るの?貝の種類は?
冠婚葬祭などで、女性が身に着けるものとして馴染みの深い真珠ですが、大きさや色など様々あります。この真珠ってどうやって作られるか知ってますか?
真珠は、アコヤガイという貝が作り出します。この貝が作り出す真珠には、天然真珠と養殖真珠のふたつの種類があります。まずは、天然真珠が出来る仕組みから、ご説明します♪
天然真珠が出来るまで
①水中で、異物が貝殻と貝の身を覆う膜の間に砂や小さな生物が入り込む。
②貝が入り込んだ異物に刺激され、膜の表面が破れて膜のかけらと異物が膜の中に入り込む。
③破けた膜のかけらが広がり、異物を包み込む「真珠袋」が出来る。
④真珠袋の内側で、貝殻を作る成分が滲み出て異物のまわりに貝殻とおなじものを作る。
⑤天然真珠ができる。
天然真珠は、このように偶然が生み出す貴重なものだったんです♪真珠のもとになっているものが、砂や小さな生物だったなんで驚きですよね。
因みに、養殖真珠は天然真珠の偶然入る異物を、人の手で入れることで作ります。貝の子供を2年かけて大きく育てて、厚みのある貝殻を丸く削った「核」と、膜を小さく切った「ピース」を貝の中に入れ、約2年間大切に育てられます。
それでも、養殖の途中で貝が死んでしまったり、とれた真珠も綺麗に出来るとは限らないため、半分以上が品物にならないんです。そのため、真珠は貴重で高価なものになっているんです!
真珠貝にも種類があった?
真珠を作り出す貝として、代表的なアコヤガイをご紹介しましたが、実は他にも真珠の種類によって真珠貝は異なるんです!
『シロチョウガイ』…南洋真珠と呼ばれる大きな真珠を作る貝
『クロチョウガイ』…黒真珠をつくる貝
『マベガイ』…半円形の真珠を養殖する貝
『アワビ』…一部の地域で、真珠養殖に利用される。
『イケチョウガイ』…川や湖などに住み、淡水真珠をつくる貝
真珠って、全部同じ種類の貝から様々な種類の真珠がとれるわけでは無く、貝の特性によって真珠の種類が変わってたんですね♪
真珠の由来は?なんで真珠っていうの?
真珠がどうやって出来るのかについては、詳しくご説明しました。では、真珠って、どうして真珠と呼ばれるのでしょうか?
真珠の歴史は古く、紀元前にまで遡り、宝飾品や薬として古代エジプトのクレオパロラも酢に溶かして飲んでいたとされています。そんな、古くから愛されてきた真珠ですが、英語ではパール(Pearl)と呼びます。これは、中世ラテン語の「Pirula(洋ナシ)」に形が似ていることや、二枚貝を意味する「perna」からきているなど、諸説あります。
日本語の真珠においては、その昔山で採れる美しい石を「玉」、海でとれるものを「珠」と呼んだことから名づけられたとされています。
真珠の石言葉や意味、効果は?贈るならどんな時?
真珠は6月の誕生石とされており、その石言葉は「健康・無垢・長寿・富・純潔・円満・完成」などがあります。おめでたい、お祝いごとの意味が多いですね♪
その他にも、真珠が象徴するものがありますので、併せてご紹介します。
『愛情の象徴』
好きな人と引き寄せあい、愛し合うという意味を持ちます。パールのネックレスは、切れ目なく円を描くその姿から、縁を結ぶものとされています。
『涙の象徴』
パールは、その貴重さから「月の涙」などとも呼ばれ、涙の象徴ともいわれています。そのため、故人や遺族への敬意の現れになるともいえます。
『強い守護力』
邪気をはらい持ち主を守る強い守護力があるとされ、昔から海難事故のお守りとして重宝されてきました。お守りとして弔辞や葬儀に黒色のパールが使われるようになったといわれます。
これらのことからも、真珠がなぜ冠婚葬祭などで使用されるかわかりますね!石のもつ意味からも、人生の節目のお祝いごとや大切な人への贈り物として使うのがおすすめです♪
真珠の色ってどのくらい種類があるの?選び方は?
真珠と聞くとなんとなく白いものを想像しますが、実は色味は様々あります。色によってどの色が良品質とは言えませんが、あこや真珠については、一般的にピンク系が好まれるため評価が高くなっている傾向のようです。
黒真珠のカラーバリエーションは主に、グレー・ブラック・グリーン・レッド・ピーコックグリーン・ブルーと、一概に黒いわけではありません。白真珠は、ローズ・シルバー・クリーム・ゴールド・ブルーとこちらも同じ白でも種類は様々です。
初めて真珠を購入する方は特に、冠婚葬祭などのことも考え、使用するTPOにあわせて色も選ぶのがおすすめですよ。
お葬式時の真珠ネックレス
真珠ネックレスは喪の席でも許されている唯一の宝石と言えます。真珠のもつ意味でも、故人を想う気持ちを表していましたね。
そんな、お葬式の場面ではホワイト・グレー・グリーンなどがおすすめです。ただし、一連のもののみしにし、「哀しみが重なる」ことを連想させる二連のものや、「哀しみが長引く」ことを連想させるロングネックレスは避けましょう。
結婚式・披露宴時のネックレス
昼間のパーティーでは、ジュエリーは控えめにし淡水パールやホワイトがおすすめです。
夜のパーティーでは、輝きが強くても問題ないのでピンク・ゴールドなどのロングの真珠ネックレスや、「幸せが重なる」という意味からも縁起が良いので、ダイアモンドなどとの重ね付もおすすめです。
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