ピチカート(pizzicato)の意味とは?バレエでバイオリンで使う音楽記号?ピチカート(pizzicato)の上級テクニックとは?ピチカート(pizzicato)という音楽記号を知っていますか?バレエやバイオリンでも使う記号?ピチカート(pizzicato)の意味を知って表現の幅を広げましょう♬
ピチカート(pizzicato)の意味とは?
つまびきの
つまびきのと聞いて想像できますか?
なかなか言葉だけでは、想像しにくいかと思います
いくつかの例をもとに、もっと詳しく説明しちゃいますね(^v^)
とても大事な言葉なので是非覚えましょう!!
バレエやバイオリンで使う音楽記号?
ピチカート(pizzicato)は音楽用法です
良く使われているのはバイオリンなどの弦楽器の楽譜です
なぜでしょうか?
バイオリンなどの弦楽器の弦を指で弾く演奏方法
指で弦を弾く姿見たことありませんか?
ピチカート(pizzicato)は弦楽器の演奏の楽譜にはかかせない基本の奏法なのです(^^)
記号ではpizzと略されることが多いです
また、ピチカート(pizzicato)と一緒に必ず覚えて欲しい音楽用語があります
それはarco(アルコ)です
arco(アルコ)は弓の演奏に戻すという意味です
arco(アルコ)が出てこないと、ずっと弦を指で弾いて演奏しなければなりません。さすがにピチカート(pizzicato)のまま続ける演奏はありませんからね(笑)
他にはバレエでピチカート(pizzicato)は使われます
「ライモンダ」という作品は知っていますか?
ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝された菅井円加さんが踊られ、さらに有名になりました
ライモンダは5つのバリエーション(変化)があります
その1つ目に出てくるのがピチカート(pizzicato)なのです
主人公のライモンダが登場するシーンを通称:ピチカート(pizzicato)と呼んでいるんです!!
ここでのピチカート(pizzicato)の意味は、弦楽器の奏法と同じなのですが、表現法方としては活発に踊ることをイメージされています
ピチカート(pizzicato)はもともと弦楽器の奏法なのに、バレエでも表現方法として取り入れられているなんて面白いですよね(^^)
次は、更なるピチカート(pizzicato)を知ってもらうために、弦楽器の奏法の上級テクニックを知ってみましょう!!
ピチカート(pizzicato)の上級テクニックとは?
ピチカート(pizzicato)の中でも特殊な奏法があります
高度なテクニックもあるので、なかなか使うこともないかと思いますが、上を目指したいという方は是非覚えて練習してみてください!!
○左手のピチカート(pizzicato)
通常は弓を持っている右手の指で弦を弾くが、イタリアのヴァイオリニストバガニーニは、左手で弦を弾き、右手は弓で演奏する二刀流を編み出す。
音楽記号はpizzだが、音符の上に+がつく。
○バルトーク・ピチカート(pizzicato)
指板に弦を垂直に引っ張り、指板にバチンとぶつける奏法。
音楽記号はpizzだが、音符の上に○にlがついたマークがつく。
まれにbartok pizzと書かれているときもある。
○開放弦のピチカート(pizzicato)
左手で弦をおさえたまま、右手で弦を弾く奏法。
通常のピチカート(pizzicato)より音を持続させる効果をもつ。
いかがですか?いろんな奏法がありますよね(*^_^*)
これを機に、音楽の世界をもっと楽しんでいただけたらなと思います☆
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