アクアパッツァとは?意味や由来とブイヤベースとの違いは何かを解説!アクアパッツァってどんな料理か、みなさんは知っていますか?アクアパッツァって、どんな料理なんだろう?何となく知ってるけど、何で「アクアパッツァ」っていうんだろう?由来は何だろう?ブイヤベースと似てるけど、違いって何?などあなたの疑問を解決します!
1278
1269
アクアパッツァの意味と由来は?
ではまず、アクアパッツァの意味と由来について説明します。
アクアパッツァの意味は?
まず、アクアパッツァとは、イタリア料理です。ブイヨンなどのだしは使わず、水とトマトの水分だけで作った魚の煮込み料理のことです。「アクア」は「水」、「パッツァ」は「奇妙な」「狂った」「暴れる」「不思議」という意味です。
アクアパッツァの由来は?
アクアパッツァは油をしいて、魚を焼いた後に水を加えます。そのときに水が跳ねることから来ているといわれています。
また、もともと船上で漁師が料理していたので、鍋の水が船の揺れで暴れるようすや、グラグラ沸騰したお湯で、ブイヨンなどを使わずにダイナミックに煮ることから来ているともいわれています。
また、ただの水炊きがこれほどおいしくなるのは不思議。というところから来ているともいわれています。
アクアパッツァとブイヤベースの違いって?
アクアパッツァとブイヤベース、見た目や材料、そっくりだと思いませんか?違いは何なのでしょうか。
まず、それぞれの材料と作り方から見てみましょう。
●アクアパッツァの材料
白身魚、トマト、あさり、ニンニク、白ワインです。
●アクアパッツァの作り方
オリーブオイルで魚を焼き、ニンニク香りが立ったら、トマト、あさり、水、白ワインを加え、蓋をして蒸して完成です♪
●ブイヤベースの材料
魚や貝、エビ、カニ、セロリ、玉ねぎ、ニンニク、トマト缶、サフラン、ローリエなどの香草、白ワイン、コンソメまたはブイヨンの素です。
●ブイヤベースの作り方
ニンニクを炒め、香りが立ったら玉ねぎ、セロリを炒め、サフランを加えた水、トマト缶、白ワイン、コンソメ、魚介類(貝以外)とローリエなどを入れて煮立てる。アクをとり、調味してから貝を入れて、煮て完成です♪
アクアパッツァとブイヤベースの違いは、
材料の違い | ブイヤベースは香草を多めに使い、魚以外にも貝だけではなく、エビやカニを入れる場合があります。 |
材料にトマトが含まれている点は同じですが、アクアパッツァのトマトは完成後も原形は残っているのに対し、ブイヤベースはトマト缶を使い、煮込むので完成後は原形はない状態という点が違います。 | |
作り方の違い | アクアパッツァは魚を焼いて、蒸すのに対し、ブイヤベースは野菜だけ炒め、魚は焼かずに、煮ています。 |
材料や作り方も少し似てはいますが、蒸すのと煮る点で大きく違いますね。
つまり簡単にアクアパッツァとブイヤベースの違いを言うと、
アクアパッツアは魚の煮込み料理で、ブイヤベースはスープ料理なのです。
また、アクアパッツァはイタリア料理なのに対し、ブイヤベースはフランス料理です。
料理の分類と、生まれた国が大きく違うと覚えておきましょう!
アクアパッツァとブイヤベースの違いがわかったところで、ぜひふたつの料理をご家庭でも楽しまれてはいかがですか?
アクアパッツァは特に、トマトのいろどりで、見た目もおしゃれで華やかなので、クリスマスやお祝いにぴったりで、おすすめですよ(*´▽`*)
「bouill」は「煮る」、「abaisse」は「下げる」という意味にゃん。直訳すると「煮たてて(火を)下げる」となるにゃん。そこから、「決して煮立たせない」という意味といわれているにゃん。
1152
1116