レジュメの意味とは?アジェンダやプリントとの違いは何?就職の際に必要な物の一つとして知られているのがレジュメですが、その意味を皆さんはしっかり理解しているでしょうか?今回はレジュメをテーマに、似た言葉であるアジェンダやプリントとの違いについて詳しく調べていこうと思います!!
ぬまくんはいつも食べ物のことばかりで困るにゃー
レジュメの意味とは?
レジュメとは一体何なのか説明していきたいと思います。
「レジュメ」とは英語の「resume」から来ており、本来は「要約」「概要」「履歴書」などと言った意味のある言葉です。
一般的に最も認識のある「レジュメ」といったら、自分のプロフィールを要約した「履歴書」となります。
しかし、様々な分野で課題、資料若しくは論文などを「要約」したものを「レジュメ」と呼ぶので注意が必要ですね。
因みに、カタカナ語ではほとんどの人が「レジュメ」と発音しますが、場合によっては「レジメ」と発音することもあるため、覚えておいて損はないでしょう。
また、同じ意味を持つ言葉に「サマリー(summery)」というものがありますが、これはパソコンやスクリーンにある「概要」や「要約」の箇所そのものを指し、「レジュメ」はその概要や要約をプリントアウトした「書面」のことです。
混同しないように気を付けてください。
「レジュメ」と「アジェンダ」の違いとは?
「レジュメ」に似た言葉に「アジェンダ(agenda)」がありますが、この二つの言葉は根本的に意味が違ってきます。
「アジェンダ」は一般的に「行動計画」「議事日程」を意味し、ビジネスシーンでは「提案内容」「検討すべき課題」「議題の目次」として使用されるものです。
会議やミーティングの前に「アジェンダ」を準備するのは、これらの計画を滞りなくスムーズに進行させるためになります。
「アジェンダ」は会議やミーティングでの話し合いの際に参加者に配布されるもの、「レジュメ」はプレゼンや講演会などで、一方的な視聴を目的とした資料として配布されるものだと覚えておいてください。
「レジュメ」と「プリント」の違いとは?
「プリント」とは印刷物全般のことを指します。
本来の言葉の意味から考えると「レジュメ」は使いどころがかなり限定されるはずです。
しかし、大学に行くと紙の資料全般がレジュメと呼ばれています。
なぜか、それは大学教授がレジュメという言葉を使用するからです。
彼らは研究者で、講義を行う教授たちはそれぞれ専門分野を持っており、研究成果を論文にまとめたり学会などでプレゼンをする機会がたくさんあります。
その際に必ず作るのがレジュメです。教授にとっては学生向けの講義もプレゼンの一種であり、自分の専門分野について要点をまとめて伝えてる場という意味では同じです。
小中高の先生とは授業に対する意識が全く違います。
高校までの先生が作る物は、授業に理解度を高めるための「プリント」、大学教授が講義で配るのは、研究成果の要旨を切り取った「レジュメ」です。
このような意識や立場の違いから、大学教授たちは自然とプリントという言葉よりもレジュメという言葉をたようします。
初めて聞く言葉ばかりでとても勉強になったわん!!
よく覚えておくわん!
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