インチとセンチの違いは何?変換表も!なぜ複数の表現があるの?テレビのサイズで見かけるインチ。インチとセンチの違いは何?インチをセンチにする計算式は?インチとセンチの変換表を紹介!なぜインチ・センチ・フィート・ヤード・マイルなどの複数の表現があるのか、調べてみました!
インチとセンチの違いは何?
テレビを買うときに、「〇〇インチ」のテレビって言いますよね。
センチの方が、わかりやすいのに…と思いませんか?
今日は、インチとセンチの違いについて解説していきましょう(^▽^)/
インチとは?
ヤードポンド法の長さの単位。
記号は「in」。
1インチは、1フィートの12分の1で、1ヤードの36分の1です。
「1インチ=2.54cm」なので、覚えておきましょう。
32インチのテレビならば、約81cmの大きさです。
しかし、テレビのインチは、対角線の長さを表しています。
同じインチ数でも、縦横比が16:9と4:3では、縦と横の長さが微妙に違うのです。
- 画面比率が4:3の場合
横幅(cm)→(インチ数)×2.54×0.8
縦幅(cm)→(インチ数)×2.54×0.6
- 画面比率が16:9の場合
横幅(cm)→(インチ数)×2.54×0.87
縦幅(cm)→(インチ数)×2.54×0.49
センチとは?
日本では「センチメートル」の略。
メートル法の長さの単位。
記号は「cm」。
1cmは、100分の1メートル(m)です。
基本単位のメートルに、100分の1を表す接頭辞である「センチ」を組み合わせた単位になります。
メートル法では、センチメートル以外でも、「100分の1」を表す単位の頭に「センチ」をつけます。
日本では、単に「センチ」という場合、「センチメートル」を指すことが多いです。
インチとセンチの違い
インチとセンチは、両方とも長さの単位です。
簡単に違いを述べてしまえば、
- インチはアメリカで使われる長さの単位!
- センチは日本で使われる長さの単位!
ですね。
テレビのサイズを見るたびに、世界で単位を統一してほしい…と思ってしまいます(-。-;)
世界的には、メートル法(センチ)がメジャーです。
インチとセンチの変換表も!
先程も述べましたが、「1インチ=2.54センチ」なので、「インチ数×2.54」で計算をすれば、インチをセンチに変換することができます。
逆に、「1センチ=0.39インチ」なので、「センチ数×0.39」で計算をすれば、センチをインチに変換することができるというわけです。
出典:http://www.hi-power.jp/02/tv_size.html
なぜ複数の表現があるの?
世界には、「インチ」「センチ」「フィート」「ヤード」「マイル」というたくさんの長さの単位があります。
なぜ、複数の表現があるのでしょうか?
調べてみました(^▽^)/
センチを使うメートル法は、フランスで18世紀末に提案された長さの単位です。
インチを使うヤードポンド法は、イギリスが起源で、大昔から使われている長さの単位になります。
1875年にメートル条約が成立し、「世界で同じ単位を使おう!」という流れになったのですが…
アメリカでは、長年の習慣を簡単には変えられず、今でも慣用ルールでインチを使っているのです。
日本は、1885年にメートル条約に加盟し、長い年月をかけてセンチが定着しました。
インチとセンチについて、いかがでしたか?
難しいですが、覚えておきましょう!
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