スプリントの意味とは?サッカー/トレーニング/アジャイル開発での使い方は?スプリント走からスプリントを初めて聞いた方はかなり多いのではないでしょうか?スプリントの意味を説明し、サッカーやトレーニング、アジャイル開発でどのような使い方をされているのか簡単に解説していきます。
スプリントの意味とは?
英語表記で『sprint』とか書き、主に、『全力疾走(短距離を全力で力走あるいは力泳すること)』『短距離走(陸上・水上競技やスピードスケートなど)』の意味を持っています。
スプリントの使い方
陸上競技で見かけるスプリントですが、他の場所でも使われていますので紹介していきます。
『サッカー』での使い方は?
サッカーでのスプリントの意味は短距離を走ることを指し、Jリーグでは、『時速24km以上を1秒以上継続した場合』をスプリントと呼ばれ、スプリント回数を数えることが定められています。
サッカーの試合中のスプリント距離(スプリントを継続した距離)は、1本あたりほとんどが20m以下で行われており、スプリント回数は、トップクラスの選手になるほど多くのスプリントを行われています!
ちなみに、ドイツリーグのブンデスリーガでは『14.4km/h以上で2秒以上、あるいは22.7km/h以上で1秒以上』と定められていて、規定はリーグによって異なるんですよ♪
『トレーニング』での使い方は?
スプリント・トレーニングは、主に、短距離走の速度を上げるためのトレーニングです!
スプリント・トレーニングといっても、種類が多く存在しますので、指導者が選手にとって何が必要であるのかを理解して行うことが大切なんです♪
例えば、持久性運動能力と関係の深い因子である最大酸素摂取量や骨格筋のミトコンドリア酵素活性を改善し、持久性アスリートに有効なトレーニング方法である『スプリントインターバルトレーニング』が代表的なトレーニングとして挙げられます。
他にも、
・全力で行う短距離走
・スプリント走
・スピードトレーニング
-神経系を鍛えるミニハードル
-バウンディング など
・パワートレーニング
-ウエイトトレーニング
-筋パワー、筋肥大、瞬発力強化などに重視した筋トレ
等のスプリント能力(短距離を速く走る能力)を高めています。
『アジャイル開発』での使い方は?
アジャイル開発用語としてのスプリントの意味は、実際にソフトウェア開発が行われる、開発、まとめ、レビュー、調整の繰り返しのスクラム開発での開発サイクルの単位のことです。
スプリント内では、決まった順序は存在せず、必要に応じて、バックログの項目を開発し、まとめ、レビューします。また、項目によっては、単にレビューと調整だけで済む場合もあるんですよ♪
どのように開発されるかは、そのバックログ項目の内容によりますが、通常は、1週間から4週間のタイムボックスが設定されるといわれています!
そして、スプリントの後には、必ずスプリントレビューが行われます。
スプリントとスプリントレビューの繰り返すことで、製品の機能や品質を向上させていくわけですね。
その後、クロージャ(終了)工程へと移行し、リリースの準備が行われます。
ちなみに、このレビューには、顧客、マネージャ、開発者が参加します。なお、場合によっては、営業やマーケティング関係者も参加する場合もあります。
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