理容室・美容室・床屋・ヘアサロンの違いは何?値段や腕前・カットが違う?髪の毛を切りに行く時にどんな場所を選ぶでしょうか？理容室？美容室？床屋？それともヘアサロン？それぞれの違いって知っていますか？値段？腕前？カットの仕方？四つの違いって何なのか、今回はそんな疑問に答えていきます。
初めて知ったわん！
理容室とは？
まずは理容室の説明から始めましょう！
「理容室」というのは頭髪の刈込、顔剃りなどの方法により容姿を整えてくれる場所になります。
カミソリを使って顔そりや髭そりができるのは理容室になります。
今では美容室でも女性の顔を剃ることはできますが、男性の髭をカミソリでそれるのは、刃物を扱う勉強をし、理容師の免許を取得した理容師のみです。
美容室とは？
では美容室とはどのような場所なのでしょうか？
「美容室」とはパーマネントウェーブ、結髪、化粧などの方法により容姿を美しくしてくれる場所です。
美容室では男性の顔そりは法律で禁止されています。
床屋とは？
次は床屋の説明です。
「床屋」というのは「髪結い床（かみゆいどこ）」という江戸時代の理髪店が由来となります。
つまり、「床屋」「理容室」「理髪店」は同じものを指していると考えていただいて大丈夫です。
ヘアサロンとは？
では、ヘアサロンとは一体どのような場所になるのでしょうか？
「ヘアサロン」とは髪のカットや洗髪、仕上げのスタイリングを行う理容室や美容室のことです。
つまり、ヘアサロンの中に理容室と美容室が含まれているということになります。
理容室と床屋は同じで、ヘアサロンの中に理容室と美容室が含まれるということは、比較すべきは理容室と美容室になりますね。
理容室と美容室の違いとは？
理容室と美容室の違いをもう少し詳しく説明していきましょう。
理容室と美容室では働くために必要な資格が違ってきます。
両方とも国家資格が必要なのですが、理容室の場合はカットと顔そり、美容室の場合はパーマ技術レイヤーカット、若しくはオールウェーブという内容です。
その上理容師のカット試験には、7：3分けのスタイルで、後ろの一番下の部分には2ミリのバリカンを使用するなど、切り方まで細かく決められています。
値段の違いは？
理容室と美容室の値段の違いについても説明していきます！
値段の相場はカットのみで理容室が1000円～4000円、美容室が3000円～6000円となります。
美容室の方がはるかに高いのには理由があり、理容室の客層は男性がメインです。
かかる手間も少なく客のサイクルも早い、そうなると自然とそのような値段設定になってきますよね。
対して美容室は、値段設定によりブランド力を持たせたり、おしゃれのために利用するという層が多いので理容室よりもお高い値段設定になっています。
腕前の違いは？
理容室と美容室では腕前に違いがあるのでしょうか？
昔は技術的にも理容師と美容師で差がありましたが、今では職業としての差ではなく、個々や店単位での技術への取り組み方で違いが出ているようです。
美容室でも男性のカットが上手く、それを売りにしているお店もありますし、理容室でも女性のお客さんをメインとしているお店もあります。
エステ店などで顔そりをメニューに加えたお店は「理容室」として保健所に登録され、店構えを「エステティックサロン」としているところも多いです。
現場レベルの技術の違いがなくなってきているので、資格が一つでもいいのではという声も多く聞こえるようです。
カットの違いは？
理容室と美容室ではカットの違いはあるのでしょうか？
カットの違いというよりも、目的によって使い分けをした方がいいでしょう。
男性でもオシャレを楽しみたい、パーマやカラーをして流行の髪型にしたいと思うのならば美容室に通うことをお勧めします。
女性でも結婚式や成人式など大事なイベントの前で、うなじや襟足、背中や顔のシェービングをしたい時は刃物の扱いに長けている理容室を選択すると良いでしょう。
顔そり、角刈り、スポーツ刈りなど短髪を綺麗に整えることを得意とする理容室は男性向けだと思われがちですが、女性が理容室に行くことも個人の自由です。
自分がどのような目的がありどうしてほしいのかということが分かっていれば、それに応じて理容室化美容室どちらに行くかを決められるでしょう。
しらなかったわん！
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