断続的の意味とは?間欠的や継続的との違いは何?類語や対義語も紹介!日常生活でも使われる断続的ですがそもそもの意味とはなんなのでしょうか?間欠的や継続的とも似た使い方をしますが違いはあるのでしょうか?例文を使いながら断続的との違いを説明していき、類語や対義語も紹介していきます。
断続的の意味とは?
断続的は『途切れたり続いたりするさま。』(断続は『時々とぎれながら続くこと。』)を意味してます。
類語や対義語も紹介!
『断続的の類語』
・間欠的・断続性の・切れ切れ・切れぎれ・間歇的・途切れ途切れ・間欠性の・とぎれとぎれ・跡切れ跡切れ
『断続的の対義語』
・連続的・持続的・継続的・切れまなく
断続的は『途切れ途切れであるが継続していること。』という意味を持っています。
上記に書いてある類語は『不連続な間隔で止まり始まる』といった意義になり、似た意味になります。
断続的の対義語は、簡単に言うと『途切れ途切れでないこと(ずっと続いていること)』を意味することが対義語となります。
そこで、『連続的』『持続的』『継続的』といったことが対義語になります。
間欠的や継続的との違いは何?
断続的と間欠的や継続的の違いをちょっとした例文から紹介していきます。
間欠的との違いは?
間欠的は『一定の時間をおいて、繰り返し起こったりやんだりするさま。』(間欠は『一定の時間を置いて、物事が起こったりやんだりすること』)を意味してます。
『雨が断続的に降っている。』
この例文なら「雨が途切れたり続いたりしながら降り続いている」という意味になります。
『雨が間欠的に降っている。』
この例文なら「雨が一定の時間を置いて、降ったり止んだりしている」という意味になります。
『断続的』と『間欠的』の違いは、断続的が「ずっと続いていること」に対して、間欠的は「繰り返し起こったりやんだりすること」「不定期」であることが違いになります。
上記の例文の様に使うと『雨が断続的に降っている。』はザーザーと雨が降っている様を書いてあるのに対して、『雨が間欠的に降っている。』は雨が降ったり止んだりしている様を書いてあることなります。
断続的との違いは?
継続的は『前から行っていることを、その後も続けていくことを意味する表現。』(継続は『前から行っていることをそのまま続けること。また、そのまま続くこと。』『以前からの事を受けつぐこと。継承。』)を意味してます。
『○○を断続的に行う』
この例文なら「○○を行ったり止めたりと繰り返し行う。」といった意味になります。
『○○を継続的に行う』
この例文なら「○○を受け継いで行う。続けて行う。」「○○を続けて行う。」といった意味になります。
この二つから分かるように『断続的』と『継続的』は「○○を続けること」だけは同じですが、違う点も沢山あります。
以前のことを続けて行う継続的とは、意味そのものはもちろんのこと「以前が必要になること」「途切れず行う事」が大きく違う点になります。
「○○さん。これからは私が継続的に行っていきますよ。」という場面で「断続的に行っていきます」と言ってしまうと、相手は「これからも行い続けてくれるんだな。(継続的)」から「これからもたまにはやってくれるんだな。(断続的)」と思われてしまいます。