誠実の意味とは?英語表記や使い方/反対語は?四字熟語でも使われる?誠実という言葉は日常会話でもよく使われますが、その意味をきちんと理解して使用しているでしょうか?その使い方や反対語そして英語の表記を紹介していきます。四字熟語としても使われているみたいなのでそれも調査しましょう!
誠実の意味とは?
誠実という言葉は日常的に使われる言葉ですが、何となくで使っているなんてことはないでしょうか?
「誠実」とは、「他人に対して真面目で心がこもった態度を取る」という意味があります。
ただ真面目なだけではなく、他人のことを考え、思いやることができる人というのが誠実な人になります。
「誠」という字は「まこと」もしくは「偽りのない心」という意味があります。
そして「実」には「中身が詰まっている」「内容」「草木の実」「まこと」「ありのままの」という意味があり、物質的に中身が詰まっている、又はありのままの人間の姿を表す漢字です。
誠実の反対語とは?
誠実が人のことを慮(おもんばか)って行動するという意味ですが、その反対語とは一体なんなのでしょうか?
- 不実:真心がなく、情愛にかけていること、不誠実であること。
- 虚言:嘘や偽り。
虚言の補足として、「虚言癖」というものが存在しているのをご存知でしょうか?
日常的に嘘をつき続けて、それが癖になってしまうことを指します。
その嘘は自分に注目をしてほしい、自分の立場を守りたいという自己防衛の心が働いた結果といってもいいのですが、相手のことを考えていない、相手のことを不愉快にしてしまうさまは「誠実」とはかけ離れていますね。
誠実の英語表記とは?
誠実という言葉は英語でどのように表現されるのでしょうか?
- honesty :正直、実直。
- faithfulness:忠実、貞節、正確。
- sincerity :正直、裏表がないこと。
誠実に似た意味の四字熟語とは?
誠実に似た、若しくは同じような意味を持つ四字熟語を紹介していきます。
- 誠心誠意:損得を考えず人に尽くそうとする純粋な心のこと、もしくはそのさま。
- 開心見誠:隠し事はせず、誠意をもって相手に接すること、もしくはそのさま。
- 温柔敦厚:穏やかで優しく、親切丁寧な心つがいをすること、もしくはそのさま。
- 懇切丁寧:真心がこもっており、細やかな注意や気づかいをすること、もしくはそのさま。
他人に対する気づかいが真面目で丁寧なさまを表す四字熟語ばかりですね。
因みに、読み方は上から「せいしんせいい」「かいしんけんせい」「おんじゅうとんこう」そして「こんせつていねい」となります。
誠実の使い方とは?
誠実という言葉はどのような時に使われるのか、例文を紹介していきます!
「彼は誠実な人柄をしていて、会社内でも頼りにされている。」
「誠実な態度で部下に接する上司は尊敬に値する。」
「彼の仕事に取り組む態度は誠実なので、昇進も早そうだ。」
「彼は誠実な人なので信用できる。」
「とても誠実に接してくれる彼女はとても好感が持てる。」
「彼女は誠実さに欠けるから別れようと思う。」
このように誠実という言葉は、ビジネスシーンだけではなく日常会話でも使用することができます。
人柄を表す言葉なので、他の似たような言葉と一緒にせず、意味を考えて使用してくださいね。
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