感服の意味とは?読み方/使い方/同義語は?!目上の人に使って大丈夫?感服という言葉を聴いたり使ったりしたことはありますか?今回は感服という言葉の意味、読み方、使い方、そして同義語を紹介していきたいと思います。そして、目上の人に使っても大丈夫なのかも調査していきたいと思います!
日常会話で使うことなんてほぼほぼないと思うんだけど…
話し相手が使ってきた時に意味が分からなくて恥をかきたくないでしょ?
感服の意味とは?
まずは感服という言葉の読み方と意味について説明していきたいと思います。
「感服」とは「かんぷく」と読み、ビジネスシーンや正しく丁寧な表現が求められる場合によく使用される言葉です。
そんな「感服」という言葉は、「深く感心し、尊敬や尊重の気持ちを抱くこと」を意味します。
よくビジネスシーンでも使われる「迅速な手配に感服しました。」という表現は、素早い対応に感心し、尊敬して感謝をしている、という意味合いを含んでいます。
感服を目上の人に使うのは失礼にあたるの?
感服したという言葉を目上の人に使うのは失礼にあたるのではないかと思っている人も多いようですね。
しかし、感服とは相手が行ったことなどに対して感心し、尊敬する気持ちを表現する言葉なので、「感服しました」や「感服いたしました」と伝えることは、それが例え目上の相手であろうと失礼に当たらないというのが一般的な解釈になります。
そうはいっても、使うのをためらう人は一定数いるのではないでしょうか?
その上、目上の人や上司に使うのは失礼だという考えを持っている人も一定数いると思うので、使用する場合は注意が必要です。
感服という言葉を使っただけで起こられるなんて真っ平だ!と思っている人は、ただ尊敬と感謝の意だけを伝えるというのも一つの手ですね。
感服の同義語とは?
感服の同義語にはどのような言葉があるのでしょうか?
- 称揚 :褒めたたえること。
- 讃する:褒めること、褒めたたえること。
- 敬服 :尊敬の念を抱き、従うこと。
- 心服 :心から尊敬し、服従すること。
- 私淑 :直接教えを受けたわけではないが、著作などを通じ傾倒して師と仰ぐこと。
- 恭順 :命令に対し、つつしみ従うこと。
敬服や心服といった言葉はよく似ているのですが、それぞれ意味やニュアンスが微妙に違ってくるので、使う場面には十分に気を付けてください。
感服の使い方とは?
では、そんな感服という言葉はどのように使うことができるのか例文を挙げて説明していこうと思います。
「彼のスピーチは聴衆を引き付けるだけでなく、彼らの心もがっちりと掴んでしまうので感服するばかりである。」
「彼の勇気ある行動に周りの人間が一様に感服している。」
「この会社のトップセールスを毎回たたき出す彼の実力には感服する。」
「彼の仕事に対する姿勢にはただただ感服するばかりである。」
このように、感服という言葉はビジネスシーンで使われることが多いです。
文章から見てみると上司が部下に対して使っている感じですね。
そうなると、部下が上司に使うことは失礼にあたるという考え方も納得できます。
部下から感服したなんて言われたら、偉そうな態度を取られていると勘違いする人も多そうです。
ということなので、やっぱり感服という言葉を使う時は十分な注意が必要となってきます。
とりあえず、感服したではなく感服しましたといって頭を下げてみたらいいんじゃないかと思うにゃっ!
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