ジェミニの意味とは?星座のふたご座のこと?英語表記も調査!ジェミニという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?もしあったとしたらその意味を説明できますか?星座でふたご座を表す言葉がジェミニみたいなのですが、それについても調べていきます!あと、英語でどのように表記されるかも紹介!
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ジェミニの意味とは?
まず最初に、ジェミニの意味について調べていきましょう。
「ジェミニ」というのは英語表記で「Gemini」と綴る、ローマ神話に出てくる双子の「カストル」と「ポルックス」を表す言葉になります。
この二人のことを合わせて「ディオスクーロイ」と称し、「ゼウスの息子」という意味です。
白鳥に化けたゼウスがカストルとポルックスの母親である、レーダーを誘惑して卵を産ませたという話は有名です。
因みにレーダーの本当の夫はテュンダレオースというスパルタ王で、生まれた子供にはゼウスの息子(神であり不死)とテュンダレオースの息子(人間であり死の運命がある)がいるとされています。
カストルとポルックスは両方とも神であるとされていたり、人間だとされていたりします。
どちらか一方が神とされる場合は、ポルックスの方が神とされます。
ジェミニとふたご座は同じ?
ジェミニはふたご座と同じ意味というのは本当のことです。
「Gemini」ということばが「ふたご座」と訳されているのは事実です。
ふたご座という天体を日本で見るには季節が冬であるということが大前提です。
日本では代表的な冬の星座であるふたご座はこいぬ座の上に似たような明るさで並んでいる二つの星、それがふたご座のアルファ星カストルと、ベータ星ポルックスとなります。
アルファ星というのは一つの星座の中で最も輝いている星のことを指し、ベータ星とはアルファ星に次いで明るいとされる恒星のことを指します。
日本では「めがね座」、「きんぼし様、ぎんぼし様」などたくさんの名前で呼ばれているようです。
前の説明の続きになりますが、種違いのカストルとポルックスは仲良く育ち、二人とも立派な勇士へと成長したとある日、もう一組の双子の兄弟と乱闘を起こしてしまいます。
カストルは相手の槍で突き刺され、瀕死のけがを負い、それを見てしまったポルックスは父であるゼウスの元に赴(おもむ)き、自分も死なせてほしいと懇願しました。
しかしゼウスは「おまえは神の子として生まれ、兄は人間の子として生まれた。もし彼を助け、彼と同じ運命をたどろうとするのなら、生涯の半分は彼とともに天で、半分は地下で暮らさなければいけない。」とポルックスを諭したのです。
そして彼はその道を選び、双子の兄弟は天界と黄泉の国を一日おきに行き来するようになったとされています。
因みに、カストルは1.6等星で50光年近く距離があり、ポルックスはオレンジ色の星で1.1等星となり35光年近くの距離があります。
人間に生まれたとされるカストルの方がなぜだかポルックスよりも明るい星になります。
その表面温度は約5000度くらいのようです。
「ジェミニ」というのは英語で「Gemini」と綴り、その意味はローマ神話に出てくる双子の「カストル」と「ポルックス」のことを指します。
そして、この二人組のことを合わせて「ディオスクーロイ」と称されているようです。
二人はとても仲の良い双子でしたが、母親が違い、一方は不死の神、もう一方は詩の運命が待ち受けている人間として生まれました。
そして、ジェミニは日本語でふたご座とゆう意味になり、冬に見られる代表的な星の一つになります。
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