岐路の意味とは?読み方や類語(言い換え)は?使い方も例文で紹介!岐路という言葉があります。その意味を説明しろと言われたらできますか?そもそも何と読むのかすら分からないなんてこともあるかもしれません。その読み方や類語だけではなく使い方を例文と共に紹介していこうと思います!
岐路の意味とは?
岐路の意味を説明する前にその読み方から紹介していきます!
「岐路」とは「きろ」と読み、その意味は
- 道が分かれているところ、分かれ道。
- 将来が決まる大事な場面。
- 本筋ではなく、わきにそれた道。
分岐点に位置することを岐路と言いますが、主に「運命の分かれ道」を指すことが多く、その後の人生を少なからず左右させるような選択に迫られている状況を意味する言葉になります。
岐路の類語とは?
運命の分かれ道なんてすごい意味を持つ岐路という言葉ですが、その類語にはどのようなものが当てはまるのでしょうか?
「主題とは離れたメッセージ」という意味での類語は
- 余談:本筋から離れた話、他の話。
- 枝道:本道から外れた道、物事の本筋から外れたところ。
- 横道:本道から分かれて横に通ずる道、本筋から離れた問題、正しくないこと。
- 横筋:横に引かれた線、本筋から外れた筋道。
- 枝道:本道からそれた道、物事の本筋から外れたところ。
「選択をしなければいけないポイント」という意味での類語は
- 岐(ちまた) :物事の境目、分かれ目、世間。
- 関頭(かんとう):物事が大きく分かれたところ、大事な時、瀬戸際。
- 分かれ道 :比喩表現で、人生の進路や職業選択などを示す場合がある言葉。
- 別れ道 :進路の分かれるところ。
- 分岐点 :物事の分かれ目。
聞き慣れない言葉もいくつかあったのではないでしょうか?
岐路の使い方とは?
岐路という言葉をどのように使うのか例文と共に紹介していこうと思います!
「人生の岐路」と言ったような言葉を聞いたことはないでしょうか?
他にも以下のような使い方ができます。
「彼女はやりがいのある今の仕事を続けるか、家庭に入るかという人生の岐路に立っている。」
「彼は独立して自分のお店を持つか、このままこの店におさまるかという岐路に立った。」
「彼はミュージシャンとしての夢を追いかけ続けるか、将来性のある安定した職に就くかという岐路に立ち、悩んでいる。」
「その会社は海外進出に乗り出すか国内に留まるかという企業の運命を左右する岐路に差し掛かっていた。」
最初に説明しましたが、岐路という言葉は人生を左右する大きな決断を強いられた時に「岐路に立つ」または「岐路に差し掛かる」という形で使われる言葉です。
夕飯のメニューに迷ったぐらいでは岐路とは言えないでしょう。
岐路についてのまとめ!
岐路の意味、読み方、類語そして使い方までの説明をしてきました。
岐路という言葉には「分かれ道」「人生の大きな決断を迫られる時」という意味があります。
「横道」や「分岐点」と言った言葉と言い換えることができ、同じような使い方をすることが可能になります。
「道の分かれているところ」「重大な決断が必要とされる状況の変わり目」という意味で、主に複数の選択肢から人生を左右するような大きな決断に迫られている際に、「岐路に立つ」「岐路に差し掛かる」と言った感じで使うことができます。
もしも人生の重大な局面に差し掛かった時には使ってみてください。
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