ロザリオの意味とは?タトゥーにも使われる?ネックレスで形は十字架?ロザリオという言葉を知っている人は多いとは思いますが、その意味について詳しく考えたことはありますか?タトゥーにも使われたりしますよね。ネックレスでは十字架の形が多いみたいですがその意味についても調査していきます!
意味について考えたこともないけど…
今から説明していくから寝ないで聞いておくにゃー
ロザリオの意味とは?
まずはロザリオの意味について説明していきたいと思います。
「ロザリオ」というのは、カトリック教会においての「聖母マリアへの祈り」を何度も唱える際に使用される数珠状の祈り用具、及び祈りそのもののことを指す言葉です。
カトリック教会における伝統的な祈りのロザリオは、「アヴェ・マリア」を繰り返し唱えながら「福音書」に書かれている、イエス・キリストの主な出来事を黙考していきます。
しかしミサなどの定まった儀式ではなく、自主的に行われる信心業として伝わるものです。
基本的な祈り方は決まっており、珠の数や形状もそれに沿って作られています。
因みにロザリオという名前はラテン語の「rosarium」に由来し、「薔薇の冠」という意味を持ちます。
一般的な説は、珠を繰りながら唱える祈りが薔薇の花輪を編むように見えるところからついたと言われています。
ロザリオのネックレスは十字架型なの?
ロザリオのネックレスは十字架型だというのは本当でしょうか?
十字架のペンダントヘッドがついているネックレスとロザリオというのは、本来別物です。
上でも述べたように、ロザリオというのはカトリック教会の信心用具の一つになります。
見た目は十字架と珠で構成されており、アクセサリーショップなどでロザリオを模したネックレスと似たような形状です。
しかし、ロザリオというのは本来、首にかけるものではなく、手に持つ形で使用されます。
それは信心を形で表すのではなく、祈りと共に用いるものだからです。
それに、十字架が付いたネックレスは、ロザリオとは位置づけが異なっており、十字架をキリスト教のシンボルとして身に着けるものです。
キリスト教では、イエスの十字架こそが「神の愛」「人類あがない」のしるしだからです。
日本では無宗教の人が多いので、信者以外がファッション感覚で十字架のネックレスを付ける場合があります。
ロザリオのタトゥーとは?
ロザリオのタトゥーにはどのような意味があるのでしょうか?
ロザリオを持ち合唱をしているタトゥーには、「最愛の人への誓い」、「希望または目標を達成するための祈り」、「子供が生まれた記念」や「絶望から抜け出す」、などさまざまな意味があります。
他にも、「誠実」や「忠誠」、「揺るぎない願いや想い」を込めて彫る人もおり、男女ともに人気のあるデザインとなっています。
海外セレブの「ニコール・リッチー」も足首にロザリオのタトゥーを彫っています。
そこから人気が出たと言っても過言ではありませんね。
因みに、十字架のタトゥーには「死」、「贖罪(しょくざい)」、「苦難」、「犠牲」と言ったネガティブな意味を持つ場合が多いです。
しかし、「信念」と言ったポジティブな意味もあり、十字架のタトゥーを彫っている人の大半はこちらの意味合いで彫る方が一般的だと思われます。
もしもタトゥーに興味はあるけれど、勇気が出ないという人は、タトゥーシールやボディーペイントから始めてみてはいかがでしょうか?
それに、日本では宗教にこだわっている人は少ないから、余計に認知されていないと思われるにゃっ
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