アナフィラキシーショックの意味とは?症状や発症までの時間は?アナフィラキシーショックの意味をご存知でしょうか?小さなお子さんがいる家庭では気になるワードだと思います。そんなアナフィラキシーショックについて意味だけではなく、症状や発症までの時間も解説いたしましょう!
アナフィラキシーショックの意味とは?
赤ちゃんは生後2か月頃から順に予防接種を受けていきます。
しかし予防接種の副反応としてアナフィラキシーショックになる可能性もあると注意書きにあるんですよ。
アナフィラキシーショックと聞くと恐いイメージですよね。
どういう意味でしょうか。
何かしらのアレルゲンなどに対して全身性にアレルギー反応が引き起こり、じんましんや腹痛、呼吸困難など複数の症状が一度に急激に現れ、血圧低下や意識状態の悪化などの症状が現れた状態。
アナフィラキシーショックの原因は?
何かしらアレルギーを持っている人は多いのではないでしょうか。
原因は自分の体内に合わないからですよね。
アナフィラキシーショックも食物で起こります。
他にもハチの毒や、ある種の薬剤など、アレルギーを起こす物質が原因で体が反応し発症します。
ラテックス(ゴム)との接触などが原因となる場合もあります。
アナフィラキシーショックは外からアレルゲンが体内に入ることで起こることから、アレルゲン摂取後、呼吸困難や意識障害といった症状が現れたらすぐにアドレナリンを筋肉注射する必要があります。
そうなんですよね。
大人になってから自分のアレルギーに気付くこともありますしね。
芸人の千原兄弟のお兄さん。せいじさんはよく海外ロケに行っていますが、そこでアレルギー反応が起きて自分のアレルギーを知ったとテレビで言っていました。
その時に言っていたのは「カバアレルギー」でした( ゚Д゚)
たくさんの原因がある中で、薬剤や食品のアレルギー反応が起こりやすい物質を下記に紹介します。
薬 剤 | 抗生物質。解熱鎮痛剤。麻酔薬。造影剤。血液製剤。など |
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食 物 | 鶏卵。牛乳。小麦。ピーナッツ。そば。など |
アナフィラキシーショックの症状や発症までの時間は?
症状については先述しましたが、大事なことなのでもう一度、おさらいしましょう。
アナフィラキシーショックは全身性のアレルギー反応です。
- 全身にじんましんができる。
- 咳や喘鳴ぜんめいが起きる。
- 消化器症状=【吐き気や嘔吐、下痢、腹痛】が起こることも。
さらに、口腔粘膜が腫れると、空気の通りが悪くなりますので、呼吸困難を生じることもあります。
そして全身の血圧や意識状態も低下し、短時間のうちに死に至るケースもあるということでしたよね。
アナフィラキシーショックの初期症状としては下記のとおり。
- もやもやとした不安感
- 冷汗
- 眩暈・耳鳴り
- しびれ感
- 口渇・口内異常感
- 注射局所の発赤・かゆみ・膨疹
- 眼のかゆみ・流涙・鼻水・くしゃみ・咳
この段階ではアナフィラキシーと断定はできませんが、重症化のおそれがある。ということは頭に置いておきましょう。
アナフィラキシーショックが起こるまでの時間は体質や体調により異なります。
しかしハチの毒によるものは経過が早く、数分で心肺停止になる場合が!
アナフィラキシーショックが起きたら?
家庭や学校などでアナフィラキシーショックを起こしたら、家庭だけでなく学校にも情報を共有しましょう。
医師の診断書や指示書に基づいて対応する必要があります。
症状に応じた適切な対応が必要になってくるからです。
アドレナリンの自己注射薬など発症に備えて医師から医薬品が処方されている場合もありますので、その医薬品の管理や起こった場合の取り扱いについて、ご両親、本人、学校医と事前に充分に話し合う必要があります。
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